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弁護士コラム「ナズナ想」

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交渉における恐喝リスク

芸能人と結婚している男性が恐喝の容疑で逮捕されたそうです。
妻である芸能人との交際で,お金を払わせる交渉で,脅したといわれています。
この件の真偽はおいとくとして,お金を払わせる交渉には,このようなリスクがあります。
一般的にいって,他人から,見返りも,契約などの根拠もないお金を請求されて素直に支払う方はいないのではないでしょうか。
慰謝料などの名目でお金を要求しても,払ってもらえないのが普通な気がします。
これに対し,慰謝料を払ってもらおうとする方は,相手に何とかお金を払わせようとします。
特に交渉になれていないと,相手がご自身の思うような決断をしてくれないことにいらだつことがあるでしょう。
すると,いきおい,脅し文句を使ったりすることが起こってしまうこともあります。
脅し文句を使ってお金を支払わせようとすると,恐喝になります。
たとえ,相手に対して正当に請求できるお金であっても,脅し文句を使ってお金を支払わせると,恐喝になります。
お金が絡む交渉をご自身でなさるときには,用心をしなければいけません。

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交渉の外のこと

北朝鮮を巡る情勢は緊迫しているように思えます。
ニュースを見ていると,第2次朝鮮戦争も起こりかねないという危惧を持ちます。
第2次朝鮮戦争が起こると,日本も無事ですまない危険もあります。
何とか外交的解決をしてもらいたいものです。
外交的解決とは,もちろん,交渉による解決です。
武力による解決ではありません。
わかりきったことのように思えます。
しかし,外交は武力による解決と無関係ではありません。
国の指導者は,最終的に外交的決断をするとき,戦争になったときのリスク,国内的なリスクを考慮に入れるものです。
相手国の要求を拒否すれば相手国と戦争が起こる危険が高く,相手国と戦争したときに敗戦の危険性が高く,かつ,相手国の要求に従ったときに内戦が起こる危険が低いのであれば,相手国の要求に従う方向で検討をすると思われます。
企業対企業の交渉においても,シェア,資本,特許などの無体財産などにで構成される企業価値,企業力が交渉に影響を与えることはあります。
しかし,裁判所で行われる交渉は,交渉の外の事情はほとんど影響しにくいように思います。
たとえば,調停において,相手の要求を受け入れなければ相手から組み伏せられたり,殴り倒されたりするようなことが起こることは,少なくとも国内の裁判所では,滅多に見られることではありません。
そこでは,ほとんど,発言の内容のみが考慮の対象になります。
北朝鮮問題におけるトランプ米大統領のような勢いで発言しても,相手にはその発言に同意する理由が見つからないでしょう。
あくまでも,理性的で合理的な交渉が求められます。
裁判も,裁判所を説得して自らに有利な判断をしてもらうということでは交渉に属します。
ここでも,裁判の外の事情は考慮の対象にならないものです。
裁判の外で騒いでも,ほとんど意味はないと思います。
ただ,マスコミで悪者として取り上げられた人に対する裁判所の判断は,とりわけ厳しいような気がするときもあります。
 

WinWin

私は,交渉の基本はWinWinであると思います。
山下奉文将軍がマレー進攻した際に敵軍のアーサー・パーシバル英軍司令官に対して「Yes or No」と回答を迫ったような交渉は,自軍の絶対的優位を背景にした交渉ですから,相手方であるパーシバル司令官は「Yes」と応えざるを得なかったのでしょう。
このマレー進攻の際の交渉はフィクションであるといわれていますが,一般的に交渉は,自由な判断を前提になされています。
そして,人は合理的にメリット,デメリットを計算することができます。
提案された内容を受け入れることに寄る利益がない交渉であれば,成功する可能性は著しく低いといわざるを得ないでしょう。
示談にしろ,調停にしろ,和解にしろ,これらはすべて交渉です。
相手方がほとんどメリットを感じない交渉,相手方にとって判決を得た方がメリットがあると感じるような交渉であれば,成立する可能性はないでしょう。
法律上の問題を解決する交渉においても,交渉で解決をするのであれば,WinWinの視点は必要です。


駆け引き

交渉には駆け引きがつきものです。
交渉のプロである弁護士も駆け引きを使います。
駆け引きを使うことで交渉を有利に進め,依頼者の期待に応えることはあります。
初歩的な駆け引きで,バナナのたたき売り(およびその逆のパターン)があります。
バナナのたたき売り的な駆け引きが有効な交渉も少なくありません。
しかし,感情的な対立問題があるような場面では,バナナのたたき売り的な駆け引きが交渉に致命的なダメージを与えるリスクは小さくありません。
そのような場面での交渉では,小手先の技巧に頼るような駆け引きは避けるべきと思います。


相場

「相場」という言葉があります。
例えば,不貞を理由に離婚を請求された場合に支払うべき慰謝料の金額であるとか,不貞相手が支払うべき慰謝料の金額であるとか,犯罪の被害者に対して支払われるべき被害弁償金の金額などには,一定の相場というものを考えることができます。
この相場というものは,裁判の行方を予想する上で重要な役割を果たします。
しかし,交渉ではそれほど役に立つものではないと思います。
交渉で最も重要な要素は,当事者双方が合意できるか否かです。
離婚手続であれば,最終的に判決により解決することができます。
しかし,調停は合意により成立する手続です。
そのような交渉や調停の合意形成の場で,相場というものに拘泥するあまり,合意の形成は難しくなることもあります。
合意の形成にとって最も重要な要素は,相場ではなく,相手の納得が得られ,自らが譲歩できるところがどこかという視点だと思います。


ヤクザの交渉術

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が,民家を砲撃したというニュースは衝撃的でした。
第2次朝鮮戦争の勃発を心配した方もいらっしゃるかもしれません。
第2次朝鮮戦争が始まれば,既に北朝鮮はミサイルを有しているといっていますし,核開発もしているようですので,日本が無事にすまない危険性もあります。
どのような経緯で今回の砲撃が行われたのか,今後の検証を待ちたいと思います。
さて,北朝鮮は,いわゆる核のカードを交渉において用いているような印象を受けます。
自己の主張を通さなければ核開発を続けるであるとか,核実験を行うであるとかです。
交渉を行う上で,ある種の警告を行なうことはよくあることですし,有効に作用します。
それが警告の意味を超えた脅しであっても,当事国の力関係が交渉の結果に大きな影響を与える国際社会においては有効なこともあるようです。
脅しを交えた交渉術はヤクザの交渉術というべきでしょう。
弁護士が行う交渉では,このようなヤクザの交渉術を使うことはありません。
日本国内において,相手の生命,身体,財産,名誉などに対する害悪を告知すれば脅迫行為として,これが金銭の要求の手段として使われるのであれば恐喝行為として,刑事処罰の対象になる危険性があります。
法律の専門家である弁護士が,刑罰法規に触れるような交渉をすることは恥です。
また,脅迫行為,恐喝行為ととれる交渉をしても,自らの立場を危うくするだけです。
交渉で,ヤクザの交渉術を使うことには,メリットがありません。


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