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弁護士コラム「ナズナ想」
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弁護士コラム「ナズナ想」 少年事件の最近のブログ記事

部屋と・・・

飛行機に乗ると,機内サービスとして音楽を聴くことができることがあります。
私はJALを利用することが多いのですが,JALのJALMOOOVEチャンネル10が,Jポップ・メモリーズといって,少し懐かしい歌謡曲を流しています。
今月は,この中に平松愛理さんの「部屋とYシャツと私」があります。
この歌は,女版関白宣言といういわれ方もする歌だったと思います。
ところで,この歌は,「人生の記念日には君は綺麗だと言ってその気でいさせて」という歌詞で終わります。
言葉で表現することは大切なことだと思います。
私は,入籍した日と結婚式を挙げた日が違う日だったのですが,妻の生前には,この2つの日を両方ともお祝いをしていました。
もちろん花も買っていました。
海援隊の贈る言葉という歌に,「求めないで優しさなんて臆病者の言い訳だから」という歌詞がありますが,言わなくても分かってくれるというのは,思い上がりのように思います。
人々の価値観が多様化している今の社会では,言葉で伝えることの重要性は大きくなっています。
夫婦とか,親子という大切な関係にある人には,きちんと言葉にして伝えることが大切だと思います。
それが,離婚とか,非行とか,相続紛争を予防する近道だと思います。

職親の会

非行に陥った子どもたちの立ち直りに協力してくれている事業主の方たちがいます。
この方たちを職親と呼び,職親の会を熊本少年友の会の中に作っています。
今日は,この職親の会の第1回定期総会でした。
このような組織があることは,全国的に珍しいことのようです。
非行に陥った子どもたちには立ち直ってほしいと思うのが一般的な考えではないでしょうか。
その子どもたちに被害に遭わされた方,家族が被害に遭った方も同じ考えではないでしょうか。
確かに,感情では許せないかも入れません,
しかし,ご自身と同じように他の人も被害に遭えば良いとは考えていないでしょう。
理性的に考えるならば,ご自身と同じ思いをする方がでないように,非行に陥った少年には立ち直ってほしいと願う方が大多数ではないでしょうか。
そして,少年が立ち直るために,働き場所があるということは大切なことです。
毎年法務省法務総合研究所が出している犯罪白書においても,有職者・学生よりも無職者の少年の非行に陥る危険性には格段の差があります。
職親の存在は,私たち付添人活動を行う弁護士にとって,心強い後ろ盾になってくれます。
ところで,今日の会合では懇親会もありましたが,私はノンアルコールでした。
飲酒運転なんてかっこうわるいですから。


弁護士付添人

「無事が大事」という言い方があるらしいですが,熊本県弁護士会副会長の任期も無事に満了しました。
今年度の熊本県弁護士会執行部は,私たちの執行部以上に精力的に挨拶回りをしているようで,今年度の活躍を期待することができます。
こんなに時間があるんだと思いながら,通常の業務に戻すべくリハビリをしているような状態です。
さて,そのように時間のやりくりをしなければならない副会長の任期中にも少年事件の付添人活動をしました。
あえて「弁護士付添人」という言葉を使ったのは,付添人には,弁護士でない人でも,家庭裁判所の許可を得れば,就任することができます。
そして,熊本県では,熊本少年友の会の活動が盛んであるため,付添人には,友の会会員が就任するときがあります。
友の会会員が就任した付添人と区別するため,「弁護士付添人」という言葉を使っています。
さて,少年の中には,弁護士付添人をつけると,反省をしていないと家庭裁判所に思われるのではないかとの不安から,弁護士付添人をつけたいと思っても,弁護士付添人をつけたいと申し出ない場合もあるそうです。
弁護士会は,毎年,家庭裁判所少年審判係と意見交換の場を持っていますが,家庭裁判所は弁護士付添人を歓迎しています。
そのような少年の不安は杞憂です。
ところで,弁護士付添人を選任するときには,日弁連が法テラスに委託している法律援助事業を利用すれば,弁護士費用を負担しなくても済みます。
一応,弁護士費用は返してもらうことにはなっているのですが,弁護士が法テラスに対して,少年側が弁護士費用を返すことが不要であるとの意見をつければ弁護士費用を返す必要がありません。
熊本県では,ほぼすべての弁護士がこの不要であるとの意見を法テラスにつけているので,この制度を利用すれば,弁護士の費用を負担することはありません。
もちろん,この制度を利用せずにご自身で弁護士費用を負担することができます。
ただ,ご自身で費用を負担しての以来のときにはパフォーマンス的付添人活動をされる方もいらっしゃいますが,私の弁護士付添人の活動では差異はありません。
ところが,ご自身で弁護士費用を負担して私を弁護士付添人に選任した案件で,家庭裁判所がこれを有利な事情としてあげていたことがありました。
ご自身で費用を負担して弁護士付添人を選任したことに,親御さんの少年の更生に対する信頼,意気込みの本気度を感じ取ったのかもしれません。
その少年は,私の予想以上に軽い処分で終わりました。
もちろん,ご自身で費用を負担して弁護士付添人を選任しさえすれば処分が軽くなるというものではないことは言うまでもありません。


ウイルス冤罪事件

昨日,今日と,天草市で無料法律相談会を行いました。
毎週日曜日午後4時50分から放送されるRKKラジオ「お尋ねください!山崎です!」に出演していますが,このラジオを聞いてくださっている方から,励ましのお言葉も頂くことができました。
ありがたいことです。
ところで,ウイルう冤罪事件で,少年審判で保護観察処分になった大学生の潔白が明らかになって,この大学生の処分が取り消されるらしいです。
この大学生は,自身ではやっていない犯罪を自ら行ったことを認める内容の上申書も作成されていたそうです。
しかし,警察は誘導など行ってなく適法な捜査が行われたとの見解のようです。
何とも摩訶不思議です。
やっていないことを自ら行ったと認める上申書が作成される捜査。
催眠術でも使ったのでしょうか。
調書というものは,取調べを受ける人が「はい」とさえ言っていれば,検察官・警察官が勝手に作ってくれるものです。
ところで,今回の事件で大学生が保護観察処分になったと言うことは,家庭裁判所が,この大学生について,非行事実あり(成人における有罪)と判断したからに他ならないです。
その家庭裁判所は,裁判所に期待されるチェック機能を何ら果たさなかったのでしょうか。
警察官・検察官は間違いを犯さないとでもお思いだったのでしょうか。
さらには,この大学生には,弁護士が付添人として選任されていなかったのでしょうか。
少年審判では,成人の刑事事件と比べると極めて限定的な場合にしか国選付添人が選任されることはありません。
付添人として選任されていた弁護士がいたとするならば,その付添人はどのような活動をしていたのでしょうか。
遠隔操作ウイルスによる犯罪という新たな犯罪ではありますが,どうしてこのような事件が起こったかの検証は必要です。


お世辞でも嬉しいです。

刑事弁護人や少年付添人の役割というのは一般的に理解を得にくいように思います。
無実を訴えている被告人や少年であれば,濡れ衣を着せられた人を助けるということで,その役割を理解されやすいでしょう。
しかし,そうでない場合,刑事弁護人や少年付添人が何のためにいるのかを理解してもらうのは大変そうです。
刑事弁護人や少年付添人は,被告人や少年について,可能な限り処分を軽くすることを裁判所に求めます。
だから,被告人や少年を甘やかすだけのように理解されることも少なくないでしょう。
ところで,刑事裁判や少年審判には,多くの税金が使われます。
裁判官,書記官,調査官,検察官などの俸給,国選弁護人報酬,法廷の維持管理にかかる費用,すべて税金です。
それだけの税金を使うのですから,そこに立つ被告人や少年には,2度と過ちを犯してもらいたくないという願いが込められていると思います。
話は変わりますが,司法修習生時代に司法研修所で模擬裁判を行ったとき,「検察官論告を聞いていると自分が辛くなるけど,弁護人の弁論を聞いているとこの人は自分を分かってくれているんだとほっとした。」と,被告人役の同期が言っていました。
人は,非難されるだけでは立ち直ることはできないと思います。
自らを理解しようとする人間がいることで,立ち直ることができる可能性が大きくなると思います。
私は,被告人や少年が,過ちを犯そうとするときに,私の顔を思い出して思い止まってくれる人が100人に1人,1,000人に1人でもいてくれればと願っています。
かつて少年付添人として担当した元少年の親御さんとお話をしたとき,その親御さんに少年鑑別所とか裁判所とか少年院とかでいろいろな人からいろいろ言われたけど,私の言ったことが一番心に残っていて,それを励みに悪いことをしないように頑張っていると言ってもらいました。
お世辞でも嬉しいです。


ポジション

私たち弁護士の敬称として「先生」がよく使われます。
そして,学校の教諭も「先生」と呼びます。
被疑者被告人,少年の家族にとって,弁護士も学校の教諭も「先生」と呼びますので,どちらも同じような立場にいると思われているように感じることがあります。
これは私のイメージなのですが,学校の教諭は,生徒の問題について生徒の家族から相談され,頼まれごとをしたような場合,この生徒の家族の立場で生徒に指導をしたりするものではないでしょうか。
生徒と生徒の家族の立場が対立するような場合,学校の教諭は生徒の家族の立場に立つように思います。
弁護士は,少なくとも私は,そのような場合,家族の立場で被疑者被告人,少年に接することはありません。
弁護士は,被疑者被告人弁護人,少年の付添人として活動する場合,被疑者被告人,少年の味方,パートナーとして活動します。
仮に,被疑者被告人,少年とその家族との利益が対立するような場合,弁護士は被疑者被告人,少年の立場にいます。
同じように「先生」と呼ばれる職業であってもその立ち位置(ポジション)は異なるものです。

さて,私の事務所では忘年会をしていませんが,仕事納めの昼食会をしています。
その昼食会も無事に行うことができました。
来る年がみなさまにとって幸多き年になりますように。


扉をひらいて~すべての少年に付添人を~

熊本県弁護士会では,子どもの人権委員会が企画・運営するフォーラムを年2回開催しています。
春のフォーラムと秋のフォーラムです。
今日開催された秋のフォーラムのタイトルが,「扉をひらいて~すべての少年に付添人を~」です。
弁護士は処分を軽くすることだけが仕事と思われているようですが,少年審判付添人の仕事は処分を軽くすることだけではありません。
少年の内省を助けることも大切な仕事です。
成人の刑事裁判では,身柄を拘束されていない軽微な事件であっても国選弁護人がつきます。
少年事件では,殺人などの重大な事件でなければ国選付添人がつきません。
弁護士会では,せめて観護措置が採られて少年鑑別所に収容された少年については全件に国選付添人をつけるように求めています。
ちなみに,私はこのフォーラムのパネルディスカッションでコーディネイターをつとめさせて頂きました。


甘やかしているつもり

少年事件で,少年の親御さんが言う言葉に,「これまでさんざん甘やかしてきたのだから,これからは甘やかさないようにします。」という言葉があります。
しかし,それは親御さんの勘違いではないでしょうか。
もし,本当に「甘やかしてきた」のなら,少年は非行をしなかったように思います。

NHK教育テレビで今日放送した大天才テレビにモデルのユージが出ていました。
ユージは少年時代はヤンキーだったそうで,母親にも見捨てられたそうです。
そのユージが立ち直ったきっかけは,米国に住む父親の家族と一緒に暮らしたことだそうです。
父親の家族は大家族で,ユージをハグして愛情表現をしたそうで,ユージは,「1人じゃない。」,「俺は愛されている。」と感じたそうです。

このようにユージを感じさせたのは,父親の家族がユージを十分に甘やかしたからだと思います。
子どもの言いなりになったり,何でも買い与えることは甘やかすことではないと思います。
非行から立ち直らせるためにも,非行に陥らせないためにも,甘やかすことは大切だと思います。


頑張ると損する

少年審判では試験観察という審判が出ることがあります。
試験観察では,一定の期間が経過した後に審判が行われ,最終的な処分がなされます。
このように,試験観察は,その後の最終的な処分のための審判が予定されていますので,中間処分といわれます。
日弁連が法テラスに委託している法律援助事業を利用した付添人の場合,試験観察がなされた時点で報酬請求ができますし,採集審判の後に報酬請求をしてもかまいません。
弁護士会により違いがあるようですが,熊本県弁護士会では,試験観察後の付添人活動は報酬の対象になっていないからです。
「弁護士のくず」という漫画で,主人公のくずが,国選弁護人は手抜きをすれば小遣い稼ぎになるので手抜きをする弁護士がいるというような台詞があります。
法律援助事業を利用した付添人についても同じことがいえるでしょう。
国選弁護人や法律扶助事業を利用した付添人の場合,頑張れば頑張るほど損をするといえるでしょう。
ただ,弁護活動や付添人活動をしているときには,そのようなことを気にすることはありません。
しかし,今後,弁護士人口が増え,司法修習生の給費制が廃止されると,損をしないように頑張らない弁護士が圧倒的に増えるかもしれません。
そもそも,国選弁護人や法律援助事業を利用した付添人となろうとしないかもしれません。


甘えさせることが大切

施設見学で熊本県立清水が丘学園に行ってきました。
施設見学は,司法修習生に対する修習の一環として,熊本県弁護士会子供の人権委員会が希望する司法修習生を少年手続に関連する施設の見学に連れて行くイベントです。
そして,熊本県立清水が丘学園は,児童自立支援施設です。
児童自立支援施設というのは,学校や社会生活に適応できず不良行為をなしたり,不良行為をする恐れがある児童や,家庭その他の生育環境上の理由で基本的生活習慣などが身についていない児童に対し,指導を行い,その自立を支援するための施設です。
簡単に言えば,少年院に行くほどではないが,家庭に帰すことができない14,15歳の子どもたちを収容して,その立ち直りを支援する施設です。
そこで,説明をしてくれた職員さんによると,子どもを甘やかせることに努力しているそうです。
不要行為をする子どもたちは,親から甘やかされた経験に乏しいそうです。
そこで,育て直しのために甘やかすそうです。
ただ,注意してほしいのは,甘やかすことは,子どもに言いなりになることではないそうです。
その職員さんは,子どもの言いなりになることをはっきりと否定していました。
子どもの気持ちを愛情を持って受け止めることが,甘やかすことだと思います。
子どもと一緒にものを作ったりして同じ時間を過ごしたり,子どもを抱きとめたりすることだと思います。
幼いころから,十分に甘えさせることが大切なようです。
ちなみに,職員心得の中に,規則や罰則を厳しくすることは自己満足に過ぎないというものがありました。


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