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山崎法律事務所


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山崎法律事務所からのお知らせ
弁護士コラム「ナズナ想」
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弁護士コラム「ナズナ想」

やはりプロですから

今年は,仕事始めから立て続けに調停が成立して,「春から縁起」がいい状態です。
しかも,いずれの調停も,申立てから極めて短期間での成立でした。
このような案件が続くと,新年から気持ちが良いです。
どの調停も,依頼者の方が同席している前で成立しました。
依頼者の方に言っていただきました。
「素人ではできないですね。」と。
それはプロですから。
法律相談で,ご自身で手続きを進めることを前提に相談される方は少なくはありません。
ただ,1回,話を聞いただけで,ご自身でできるのかについては,きっと難しいでしょう。
これから野球を始めようという方が,プロの野球選手から,打球の捕球の仕方,投球の仕方,打法の説明を受けたとしても,また,少し手ほどきを受けたとして,プロと同じような捕球などができると思う方は極めて少数派ではないでしょうか。
特に,調停や交渉はダイナミックに動く手続です。
それなりの技術や経験がないと,たとえ弁護士から助言を得ていても,有利に進めるのは難しいと思います。
また,このような言葉もいただきました。
「転職するときには士業にしたい。」と。
ご満足いただける結果を出せて良かったです。

ON/OFF

仕事とプライベート。
ONとOFF。
まず服装が違います。
仕事のときにはスーツです。
プライベートではカジュアルに。
私が弁護士に登録したての頃,カジュアルで町を歩いていたところ,知人に会いました。
その知人はご家族と一緒でした。
その知人は,私が弁護士であるとご家族に説明したそうです。
しかし,その知人のご家族は,私が弁護士であることを信じなかったそうです。
その知人曰く,私のカジュアルは,スーパーカジュアルだそうです。
法廷ではめがねを変える裁判官もいました。
私は髪型を変えます。
髪型を変えると雰囲気が変わるそうです。
近所の方がそう言われていました。
OFFの髪型のとき,依頼者の方と事務所外で会ったところ,私であることがすぐには分からなかったそうです。
今日散髪で鏡を見ながら,思いました。



自動車保険の更新

私の自動車保険の更新の案内が来ていました。
私の業務には交通事故による損害賠償請求が多いです。
そのため,まじまじと更新内容を見てしまいました。
この自動車保険には,原則として,人身傷害保険がセットされています。
人身傷害保険は,契約車両に乗車していて負傷したり,契約車両以外の車両を運転していて起こした事故を起こしたり,歩行中や自転車を運転中に交通事故の被害に遭ったりしたときに保障をしてくれます。
交通事故の被害に遭ったときには,加害者から賠償を受けることができるのですが,過失割合によって,受けた損害の全額について賠償を受けることができないことがあります。
そのようなとき,加害者から賠償を受けることができなかった損害についても補償してくれます。
また,加害者が無保険者であったときにも損害を保障してくれます。
これについては,無保険車傷害特約として,補償する保険もあります。
自動車保険・自動車共済に加入していない人の割合(未加入率)は,15%といわれています。
そして,損害保険各社は,暴力団組員との自動車保険契約を拒否するという方針を打ち出しました。
すると,未加入率が増加するものと思われます。
この人身傷害保険,無保険車傷害特約の重要性が増します。



書初めに遺言書作成を

RKKラジオ日曜日午後4時50分からの「お尋ね下さい!山崎です!」を聞いていただいた方で,その12月28日のRKKラジオ土曜日午後5時50分からの「にわか法律相談所」を聞かれた方は,少し驚かれたかもしれません。
「お尋ね下さい!山崎です!」では,12月22日と12月29日の2週にわたり,「書初めには遺言書作成を」という話を,平成24年に引き続いて行いました。
正月には,「1年の計は元旦にあり」といわれるように心が改まる時期で,かつ,ご家族が集まります。
このようなときにこそ,ご自身とご家族の来し方行く末を考え,遺言書を作成するべきです。
ここでも,平成22年1月3日に「書き初めに 」,平成24年1月4日に「遺言書作成の季節 」,平成25年1月2日に「書き初め 」でお話ししていますので,その頃からお読みの方にはおなじみの話題です。
実は,12月28日の「にわか法律相談所」でも,「正月に遺言書を」という話題でした。
専門家としては当然の発想だったということでしょうか。
お子さんが多いなど相続人になるべき人が多いであるとか,連れ子再婚や婚外子がいるなど家族構成が少し複雑な方であるとか,相続財産に不動産が多い方は,深刻な相続争いが起こる危険性があります。
会社のオーナー社長であれば,後継問題も起こります。
認知や未成年後見人の指定などの身分関係のこともできます。
そして,きちんと形式を整えていれば,自筆証書遺言書で有効に行うことができます。
無理に公正証書遺言書にする必要はありません。
是非,書初めに遺言書を作成してください。

最後に,この1年のご愛顧に感謝申し上げますともに,来る年のみなさまのご多幸を祈念させていただきます。

弁護士の交流

先日,拘置所に接見で行きました。
接見というのは,拘置所や留置場に収容されている人に面会することで,弁護士は,立会人なしで接見できます。
今度,ドラマや映画で接見のシーンが出てきて,警察官みたいな人が立ち会っていれば,突っ込みを入れてあげてください。
さて,そのとき,大学の同級生だった弁護士がいて,少し雑談をしました。
私の出身大学である熊本大学は,私の頃には,司法試験の合格者が1年に2人出れば良い方でした。
大学の同級生の誰かが司法試験に合格するということの確率はとても少なくて,私とその同級生がともに弁護士をしているのは,確率的にとても小さいものだと思います。
ただ,改まって話をする機会もなかったのですが,先日,たまたま,拘置所の待合室で話をすることができました。
以前は,弁護士控室が弁護士のサロン的な役割を果たしていました。
裁判前の待ち時間や裁判後にその控室に行くと,誰かがいて,情報交換ができました。
弁護士会内の情報操作もできたように思います。
かく言う私も,友人の弁護士からその弁護士に関することで噂を広めてほしいと頼まれて,弁護士控室で話したところ,瞬く間に,噂が広まって,その弁護士のミッションをクリアすることができたことがあります。
私が話したのは1回だけで,そのとき話を聞いていたのは3人だけだったのですが・・・。
話は横道にそれましたが,そのような弁護士が気軽に情報を交換できる場がなくなったように思います。
時々,依頼者の方や相談者の方から,相手方の弁護士について知っているか尋ねられることがありますが,登録が新しい人とはなかなか顔を合わせたり,話をしたりする機会が減ってきていて,知らない弁護士も増えてきたように思います。
それだけ弁護士同士の交流が薄くなってきたのでしょうか。


DNA鑑定

大沢樹生さんと喜多嶋舞さんの間に生まれたとされるお子さんが大沢樹生さんとの間に生物学上の親子関係がなかったそうです。
すると,次の段階として,親子関係不存在確認と慰謝料請求が法的手続きとして考えることができます。
親子関係不存在確認は,調停手続きで進めようとしていたようですが,相手方の同意を得ることができなければ,裁判手続きを利用し,判決で親子関係が存在しないことを確認することができます。
また,不貞を理由とする慰謝料については,加害者と被害の事実を知ったときから3年,又はその行為のときから20年が経過していなければ請求しても,期間制限(消滅時効,除斥期間)の適用を受けません。
この件では,DNA鑑定で親子でないことが判明した時点から3年いないであれば,慰謝料請求ができることになります。
いずれにしても,DNA鑑定が有力な証拠になって,請求が認められる可能性が高いといえます。
ところで,この件では,DNA鑑定で「父親確率0%」だったそうです。
この話題を見た方は,父親確率として,「50%」とか出たらどうなるのだろうと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は,「DNA鑑定」において生物学上の親子関係の存否を判断する「父親確率」は,「0%」と「99%」の2者択一です。
「100%」も「70%」も「50%」もありません。
このDNA鑑定は,認知や親子関係不存在といった家庭裁判所の手続の中で行われることが多いですが,家庭裁判所の手続の前の行うこともできます。
そのときは,医師や弁護士などの立場の人が試料採取を行うことが必要だそうです。
私も,家庭裁判所の手続の前の段階で,DNA鑑定の試料採取をしたことがありました。
そういえば,福島瑞穂社民党前党首が弁護士時代にワイドショーに出演していたときに,女性側の依頼を受けて認知請求を申立て,DNA鑑定を行ったところ,相手の男性との間に生物学上の親子関係が認められなかったことがあるとの話をしていました。
お昼のワイドショーを見ていて,ふと思いました。


仕事納め

通常業務は昨日12月26日までとお知らせしていましたが,今日が当事務所の仕事納めでした。
当事務所では,例年,その年の最終勤務日には,事務所内の片付け,清掃を行い,その後に昼食会をして事務員の1年の労をねぎらっています。
そこで,その年の最終勤務日の前日までを通常業務日とさせていただいています。
今年も無事に仕事納めを迎えることができました。
これも,相談者,依頼者の皆様のおかげです。
ここに感謝申し上げます。
また,私の事務をサポートしてくれている事務員にも感謝しています。
仕事始めは平成26年1月6日からです。
その間にも,思いつくことがあれば,ナズナ想を更新していきたいと思っています。


報告義務

弁護士には報告義務があります。
ただし,これは依頼者に対してです。
弁護士と依頼者との関係は,法律的には委任関係になります。
委任においては,委任を受けた者(受任者)は委任者に対して報告する義務があります。
他方で,弁護士は,依頼者以外の者に対しては報告義務がない,というよりも報告してはならないといえます。
「家族に内緒で法律相談を受けます。」というのは,至極当たり前のことです。
つまり,弁護士は,相談者,依頼者に対して守秘義務を負っています。
この守秘義務は,相談や依頼の内容だけでなく,相談や以来の存在にまで及ぶと考えられています。
そして,家族といえども,守秘義務においては他人です。
相談を受けたり,依頼を受けたりということを,相談者や依頼者の承諾もないままで家族にさえ明かすことはできないはずです。
刑事弁護では,被告人という特殊な存在があります。
被告人との関係においても守秘義務があります。
刑事弁護では,ご家族が依頼者となることがあります。
そのようなとき,私は,被告人との関係で守秘義務があり,その限度で報告をすることができないことがあることを説明します。
国選弁護では,ご家族は依頼者ではありませんので,もちろんご家族に対する報告義務はないと思いますし,被告人の承諾もないのに報告をすることもありません。
ただ,この理屈はなかなかご理解いただけないこともあるようです。


調停成立

調停というのは,当事者の合意で成立します。
合意がすべてです。
事実を主張したり,証明したりするのも,この合意を引き出すためです。
ここが裁判との違いです。
裁判では,最終的に第三者である裁判官が判断を下しますので,裁判官に対して,事実を主張し,証明しなければなりません。
証明が不十分であれば,裁判であれば負けます。
しかし,調停では,証明が十分であることはどうでも良いことです。
こちらの証明により相手の合意を引き出せるかどうかが重要です。
そして,当事者間に合意ができたところで調停が成立します。
ところで,この調停の成立について誤解している方もいらっしゃるようです。
家裁の待合室は,いわゆる大部屋ですので,別の調停できている方もいらっしゃいます。
そのような方の会話も聞こえてきます。
その中で,印鑑を押さなければ調停が成立しないという認識もあるようです。
しかし,この認識は明らかに間違いです。
調停の成立は,裁判官が,調停の内容を読み上げて,当事者に確認を求めます。
そして,当事者が確認すると,裁判官が調停の成立を宣言します。
ここで調停成立です。
当事者が印鑑を押す場面はありません。
ちなみに,裁判における和解も同じです。
公正証書では,当事者が印鑑を押す場面があります。
これと混同されているのでしょう。

褒めていただきました。

最近ご依頼くださった依頼者の方との雑談の中で,ホームページを褒めていただきました。
その方が見たホームページの中で最もわかりやすかったそうです。
大変光栄です。
ナズナ想が掲載されているホームページは,現在では総合ページという位置づけですが,平成20年3月に開設したものです。
ちょうど妻が病死した直後で,気持ちを立て直すために何かしなければならないという気持ちから開設しました。
現在の総合ページは,2どのリニューアルした3世代目のホームページですが,1世代目のホームページは私がホームページ制作ソフトで作りました。
それなりの出来だと思いますし,褒めてくださった相談者の方もいらっしゃいました。
しかし,専門の制作会社に依頼した2世代目,3世代目のホームページを見ると,やはり専門家に任せるべきだと思います。
ただ,ホームページのコンセプトは1世代目のものを引き継いでいます。
私がホームページを作るとき,そのときにあった外の法理津事務所・弁護士のホームページを当然に参考にさせていただきました。
ところで,妻が闘病していたとき,私は,多くの病院,医師のホームページ,ブログを拝見させていただきました。
そのとき,私が,それぞれのホームページ,ブログを拝見したときの思い,それは法理津事務所・弁護士のホームページを訪問される方の思いに近いのではと思って,ホームページを作っています。
その思いをくみ取っていただけたことを,とても嬉しく思います。

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