熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

離婚

夫婦は別れれば他人だけど

夫婦というものは、元々別々に生まれ、別々の家族の中で、別々の交友関係を築きながら育ってきた赤の他人が婚姻により作る関係です。
元々赤の他人が作った関係ですので、離婚をすれば、夫婦であった男女はまた赤の他人に戻ります。
至極当然の理屈です。
しかし、その間に生まれた子は、たとえ夫婦である父母が離婚しても、その父および母の子です。
これも至極当然の理屈です。
子は、親から愛されている、大事にされていると感じながら育つと、自己を大切にし、相手を大切にする人に育つといわれています。
幼子が駄々をこねて困らせるのも、親の愛情を試したいのかもしれないです。
また、子は親から扶養される法律上の権利があります。
父母が同居していれば、このようなことを改めて確認する必要はありません。
しかし、父母が離婚した場合、このことを1つ1つ確認していかなければ成りません。
子は、同居している親(一般的には母)からだけではなく、同居していない親(一般的には父)からの愛情を感じたい、その扶養を受けたいと考えるのは、自然なことです。
それでなくても、両親の離婚は子に大きな衝撃を与えることがあります。
子が、自己が親から捨てられたのではないかと感じることがあります。
そのため、少年非行の原因となることもあります。
これを少しでも補うものが、定期的な面接交渉であり、養育費です。
これらは、相手のためではありません。
離婚の犠牲となる子のためにある制度です。
私は、妻側の代理人として、離婚調停、離婚裁判をすることも少なくありません。
夫婦に幼子がいれば、妻は、9割の確率で離婚後の親権者になることができます。
私は、妻である依頼者には、いつも、子の面接交渉を保障してあげてほしい・子に対して父親に当たる相手方の悪口を言わないようにしてあげてほしい・その子は、父と母の両方が大切に思っていることを伝えてほしいという3点をお願いしています。
妻にとって一緒にいることが耐え難くなった男性であっても、子にとっては唯一の父親です。その父親の悪口を、大好きな母親から聞かされるのは、子にとってはつらいことです。
当然、この逆も然りです。
離婚の手続が一段落ついたら、子が取り残されていないか、少し目線を下げてみてはどうでしょう。
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