熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

「生きる価値がない」

山梨刑務所で、副看守長が、受刑者に対して、「生きる価値がない。」などと言ったとして、処分を受けています。
この副看守長は、励ましのつもりでそのような発言をしたそうです。
では、受刑者との間に「生きる価値がない。」を励ましの言葉として、受け取れるだけの信頼関係を副看守長は築いていたのでしょうか。
前提となる信頼関係がなければ、暴言に過ぎなくなります。
ただ、社会全体が、この副看守長と同じような感覚になっているような気がします。
受刑者は、いずれ社会に戻ってきます。
受刑者が社会に戻るまで、刑事裁判からも含めると多くの税金が費やされます。
受刑者が、社会に戻り、円滑に社会復帰ができなければ、再び犯罪に陥ることになります。
このようなことになれば、費やされた税金が無駄になります。
人として尊重されずに、社会復帰して更生しようという意欲がわくでしょうか。また、その更生の意欲が続くものでしょうか。
副看守長の言葉には、この観点が欠けているように思えます。
この点は、今のマスコミや立法の流れに現れる社会の風潮にも共通するものがあるように思えます。
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