熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

アイシテル~海容~

日本テレビ系列で、水曜日午後10時から「アイシテル~海容~」というドラマが始まっています。
1回目は見逃してしまいました。
今日は2回目の放送です。
小学校5年生の男の子が、小学校2年生の男の子を殺害することから物語が始まります。
もし、私の子供が殺されたら・・・。
今日の放送で、被害者の母親が祭壇の前に座っているシーンがありましたが、私も祭壇の前から動けないでしょう。
弁護士という仕事を続けていけるか・・・。
少なくとも、それまでのように刑事弁護や少年付添をやれるという自信はありません。
きっと、人は、被害者の立場は、割と簡単に、想像できるようです。
同情することもできます。
では、加害者側には何も苦悩はないのでしょうか。
私は、少年付添をしていて、多くの非行少年やその家族をみてきました。
家庭自体に問題があり、その被害者ではないかと思える少年もいました。
他方、どこにでもある家庭もありました。
私の子供は非行に陥らないだろうか。そんなことを考えることはあります。
また、自動車運転過失致死罪は、自動車を運転するものであれば誰でも犯す危険性のある犯罪ですので、私もその犯罪を犯す危険があります。
そのように考えるのは、少数派かもしれません。
なかなか、加害者の立場を理解することは、難しいようです。
きっと、それは、自らがその立場になることはないと考えているからでしょう。
しかし、何かの拍子に、人は加害者の立場になる危険性があります。
裁判員制度が始まるまで約1ヶ月です。
裁判員が、被害者に対する同情だけで判断を下すなら、それは被害者の復讐の肩代わりでしかありません。
裁判員は、公平な第三者である裁判所を構成しています。
加害者である被告人の立場も想像してみてください。
「アイシテル~海容~」は、被害者の立場と加害者の立場の双方を描いています。
見る価値があると思います。(えらっそうですね。)
一覧ページに戻る
top

熊本の町医者的法律事務所です。
法律の専門家に
お気軽にご相談下さい。