熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

少し疲れていましたが、少し回復しました。

昨日、今日と天草であった殺人事件の公判がありました。
地元のニュースで放送されたので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
今日は、私も映っていたそうです。
以前はこのようなことはなかったのですが、裁判員裁判の導入のどさくさに紛れて、連日開廷です。
たった2日で終わるとお思いでしょうが、この事件は、10回の公判前整理手続(検察官・弁護人との間で、主張や証拠を確認して、公判に提出する主張・証拠を整理する手続)という手続をしています。
この手続きがまた大変です。
何が大変って、すぐに決断を迫られます。
以前であれば、極端な話、最終弁論の直前までに意見を決めれば良かったものを、1ヶ月後までに決めてくださいとうなるのですから、見通しを誤れば大変ですので、心理的プレッシャーがかかります。。
そのような手続をして、昨日が、起訴状朗読や冒頭陳述(公判前整理手続きをした公判では、弁護人も冒頭陳述をする必要があります。)・証人調べ、今日が被告人質問と論告求刑・最終弁論でした。
この最終弁論の第二稿を今朝4時に起きて作成しました。
でも、最終弁論で述べたのは、昼休みに急いで手直しをした第三稿です。
集中していた手続である分、精神的疲労も大きいです。
マスコミもたくさん来ていましたから。
裁判所が、弁護人の主張を理解してくれますように(-人-)
それで、疲れて帰って早く休みたかったのですが、留置場に面会に行く約束をしていました。
そこで、疲れた心身を奮い立たせ、留置場に面会に行きました。
留置場の面会室には、透明内アクリル板の仕切り板があります。
仕切り板の向こうに留置場に入れられている人が座ります。
今日、あったその人は、苦悩の表情でした。
その人の苦悩の答えを私は持っていました。
なぜなら、私は、その人に会いに行く前に、その人が愛する人と打ち合わせをしていました。
その打ち合わせの中に、その苦悩の答えはありました。
仕切り板の向こうに座るその人とその人の愛する人の心は通じているんだと感じました。
その人は、愛する人が差し入れたズボンをはいていました。
そのズボンの色は、愛する人が好きな色だそうです。
面会室を出るとき、その人の表情は明るくなっていました。
少し私の疲れも軽くなりました。
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