熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

少年事件

人格の可塑性

「人格の可塑性」という言葉をご存知でしょうか。
粘土を細工する様に人格の変化しやすい状態をいいます。
人は成長するに従って、いろいろな知識がついたりします。
その反面、なかなか人格が変わるということが少なくなります。
それに対し、まだ人生経験が浅い人は、知識や常識などは不足しているかもしれないが、良い方にも悪い方にも人格が変わる可能性があるというときに使います。
時たまここでのお話に出てくる私の友人。弁護士なんですが、被害者に好意的で、被疑者・被告人・少年に厳しい見方をします。
弁護士は、いろいろな立場に立つ守る仕事ですので、これは珍しいことではありません。
その友人が、埼玉県にある国立の児童自立支援施設に行きました。
彼は、先ほどお話しした様に、被疑者・被告人・少年に厳しいくせに、それなりに刑事事件、少年事件を一生懸命にします。
少し変わっています。
その彼が、担当した元少年の様子を見に、わざわざ埼玉県に行ったのです。
一生懸命にしていると思いませんか。
その彼が、感動して、私にメールをくれました。
少年の人格の可塑性を信じたいと。
多くの少年は、乳児期にどのように愛されたか、どのような家庭環境、学校環境にいたかという環境的要因が非行の原因の大きな割合を占めます。
法務省法務総合研究所が出版する犯罪白書にも、「少年非行は社会の鑑」という表現がみられます。
大切に育てられた子供は、非行に陥りにくいです。
何か大きな少年事件があると、テレビ画面の中で声高に少年の厳罰化を叫ぶコメンテーターには、少年審判や少年保護手続きをみてほしいと思います。
少年の厳罰化を叫ぶコメンテーターをみるたびに、少年事件を知らないんだろうなと感じてしまいます。
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