熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

相続

お父さんの財産は誰のもの?

「お父さんの財産は誰のもの?」と尋ねられると、きっと大多数の方は「お父さんのもの」と答えることでしょう。
正解です。
きっと間違えることが難しい部類に属する問題です。
相続が開始するまでは、お父さんの財産は、お父さん以外の誰のものでもない。
当たり前のことです。
しかし、人は悩むと当たり前の理屈が浮かばないことがあります。
お父さんが放蕩三昧だ。借金をしまくっている。このままでは先祖から受け継いだ土地まで人手に渡りかねない。どうにかならないか?
そのような悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
私たち弁護士は、相談者、依頼者から持ち込まれた悩みを法律的に解決することを仕事としています。
ですので、相談されたことは解決したいと思っています。
しかし、法律的には解決できないことも多くあります。
お父さんが放蕩三昧で、先祖伝来の土地まで人手に渡りそうなので、この土地を守りたい。
でも、この土地の所有者はお父さん。
お父さんが精神的疾患で判断能力を常に欠いている状態であれば、成年後見制度を利用すれば、土地を守ることができます。
かつては、浪費者に対して準禁治産宣告を受けることができましたが、民法改正でこれは姿を消しました。
後考えられることは、お父さんに頼み込んで、土地の10分の1でも共有持ち分を譲り受けて共有者となることでしょうか。
お父さん単独名義の土地よりは売却が難しくなるかもしれません。
お父さんが頼みを聞いてくれない様な人であれば・・・。
法律は介入することができません。
その土地はなかったものと考えた方がよいかもしれません。
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