熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

危険運転致死罪

今日、昼頃、福岡高等裁判所から出てきたら、テレビ中継があっていました。
レポーターの後ろを通りましたから、もしかしたら福岡のテレビには私の画像が流れているかもしれないですね。
レポーターの話や記者が持っているメモから、福岡市の元職員今林太さんの控訴審判決が出たこと、懲役20年という数字が見えたので、福岡飲酒運転3児死亡事故に危険運転致死罪が適用されたことがわかりました。
今林さんの現在の年齢が24歳ですので、満期で出所するとすれば44歳になっています。
一審の7年6月の判決だと満期出所でも32歳前くらいなので、やり直す可能性は大きいと思いますが、44歳だとなかなかやり直すための選択肢も少なくなります。
確かに、仮出所という制度があって、法律上は3分の1の刑期をつとめれば仮出所できる様にっているため、一般の方もそうですが、裁判官の中にも3分の1を過ぎると社会に戻れると信じている方がいらっしゃいます。
しかし、現実は、ほとんど8割か9割の刑期を過ごさなければ、仮出所は認められません。
しかも、その期間が経過したことに加え、仮出所には他にクリアしなければならない条件があります。
そんなに簡単に仮出所することはできません。
今林さんに妻子がいなければいいですね。
幼い子供3人の命を奪った報いは大きいです。
ただ、幼い3人の子供さんを奪われた大上哲央さん、ゆかりさんの悲しみは、この判決により癒されるとは思われません。
愛する人を奪われた悲しみは、加害者が業務上過失致死で処罰されるか、危険運転致死で処罰されるかで、その後に癒される程度がそんなに大きく変わるものではないと思います。
その悲しみは、その程度のことに左右されるほど小さいものではありません。
きっと、年という単位の時間を、静かに過ごすことにより、少しずつ癒されていくものだと聞きます。
今日の判決を支えにしてきたのでしょうが、今日の記者会見はつらかったと思います。
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