熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

こうのとりのゆりかご

こうのとりのゆりかごの検証報告

熊本市が「こうのとりのゆりかご」の2年目の運用実態を公表しました。
今年は、去年まで公表されていなかった、母親の年齢・預けにきた人についても公表されていました。
子供の福祉を考えると、多くを公表する必要はないかもしれません。
他方、社会の関心や、設置者の思惑(私が推測する限りのものです。)を考えると、多くを甲驫するべきとも思います。
ところで、「こうのとりのゆりかご」は、匿名で、子供を箱の中に入れることができる仕組みになっているのですが、公表されたものをみると、父母の居住地や母親の年齢が、25人中22人まで判明していたり、預けに来た人(子供との関係)が、25人中23人まで判明していることは、父母からの事後の背色があったのが25人中11人に過ぎないことや、着衣以外にものを置いていった人が25人中18人(うち手紙が11人)であることを考えると、興味深い数字だと思います。
1年目に比べると、預けられた子供の数は、17人から25人に増えてはいますが、これは認知度が上がったためのように思われます。
それ以上に私が着目したいのは、1年目に6人しか手紙をおいていなかったのが、11人に増えていることです。
子供が成長したときに、そのようなメッセージは、きっとその子の成長にプラスになると思います。
また、愛情を感じる手だてになると思います。
「こうのとりのゆりかご」に子供を預ける人の事情は様々でしょう。
でも、成長した子供が、親の愛情を感じることができるものは残してほしいと思います。
「こうのとりのゆりかご」が使われない方がよいと思います。
しかし、捨て子となったり、虐待により失われる命が現実にあります。
そのような命を救うためにも「こうのとりのゆりかご」は必要だと思います。
もちろん、「こうのとりのゆりかご」は、日本に根付くためには、今後も、検証し、改良していくべき点があると思います。
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