熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

相続

妻の遺産相続

夫婦に子供がいる場合、妻が死んだ場合、その遺産の相続人は、夫と子供になります。
夫が死んだ場合には、その逆で、妻と子供がその遺産の相続人になります。
このような場合、子供が未成年であれば、特別代理人という者を選任するよう家庭裁判所に請求しなければなりません。
通常、親は親権者として、未成年者の子供の法定代理人となることができます。
しかし、遺産相続のような場合、事情が異なってきます。
中学の社会科公民で相続の場合の遺産分割について習ったことがあると思います。
その中では、相続財産はすべて金額で荒わんされていましたので、割合がわかると、自ずと各相続人の相続分である金額は定まってきます。
しかし、実際の相続財産には様々な財産が含まれます。
土地・建物といった不動産、骨董品・貴金属などの動産、株券などの有価証券、預貯金、現金などです。
それをどのように分割するかを決めるのは、単純なことではありません。
不動産が欲しい人、預貯金が欲しい人など様々です。
そして、親が預貯金を相続すると言うことは、子供が預貯金を相続できなくなります。
逆に、子供が預貯金を相続すると、親が預貯金を相続できなくなります。
このような親と子供の利害関係を利益相反といいます。
親は、法定代理人である親権者ですが、このような利益相反があるときには、親は子供の親権者として子供を代理することができないと民法に定められています。
そこで、夫婦と子供がいる家庭で、夫婦の一方が死亡した場合で、子供が未成年であれば、特別代理人の選任を家庭裁判所に請求しなければなりません。
ただ、私は、妻が死亡した後、幼い子供がいるのですが、特別代理人を選任することなく、妻名義の不動産を幼い子供名義に相続登記をすることができました。
私は、何も特別なウルトラCをしたわけではありません。
単純なことですが、私は相続放棄をしました。
相続放棄は、相続開始を知って3ヶ月以内に行うことができます。
これにより、私の幼い子供が、私の妻の唯一の相続人となります。
すると、私が、私の幼い子供の法定代理人として、私の妻名義の相続財産の名義を私の幼い子供の名義に変更することができます。
私の場合は、そうすることが私の妻の意志に沿うものと考えたのと、手続にかかる時間・費用が格段に少なくてすむので、このようにしたのですが、妻(夫)の相続財産から分割を希望する方には利用できない方法です。
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