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交通事故

インターネット情報

交通事故の依頼に来られた方から、1枚の紙を見せてもらいました。
交通事故での過失割合についてのホームページをプリントアウトしたものでした。
そのサイトによれば、渋滞脇をすり抜けするバイクと右折車の交通事故で左側に2輪専用車線あり、もしくは左側の余地が広い場合の過失割合の基本は、バイク20:自動車80で、左側の余地が2輪がやっと通れる場合の過失割合の基本は、バイク30:自動車70と書かれていました。
このサイトを運営してる方は、損害保険会社での勤務経験があるそうです。
ところで、交通事故の過失割合について、私たち弁護士は、日弁連交通事故相談センター東京支部が毎年発行する「赤い本」を参考にすることが多いです。
他方、損害保険会社は、別冊判例タイムズを参考にすることが多いようです。
どちらの本も、内容的にそれほど大きな違いはありません。
どちらも、交通事故に関する裁判例を分析し、過失割合についての一応の基準を示しています。
それで、「赤い本」でも、別冊判例タイムズでも、渋滞脇をすり抜けするバイクと右折車の交通事故についての記載を見ると、2輪者専用車線あり、もしくは左側の余地が広い場合についての記載がありません。
私が不勉強なために、渋滞脇をすり抜けするバイクと右折車の交通事故で、2輪者専用車線あり、もしくは左側の余地が広い場合についての裁判例があることを知らないのかもしれません。
ただ、そのことを検証することができません。
せめて、どの文献に載っているかの出典なり、どの裁判所でいつ出た判決なのかということを記載してくれると、その記載の真偽を検証できます。
そのサイトには、そのような記載がなく、また、サイト運営者も匿名であるため、その情報が正しいのかどうかを確かめることができません。
すると、その情報を使うことに躊躇を覚えてしまいます。

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