熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

借金問題

重症患者

弁護士は社会の医者、法律事務所は社会の病院に例えられることがあります。 そうすると、相談者、依頼者は患者ということになります。 多重債務について相談を受けたり、自己破産・民事再生・任意整理などの債務整理の依頼を受けてお話を受けていて、この方は「重症」だなと感じることがあります。 一般的に、消費者金融や無人契約機からお金を受け取るのは、返済するのが前提ですので、「借りる。」という表現に日本語ではなります。 しかし、これを「おろす」と表現される方が、多重債務の方の中に少なからずいます。 「おろす」というのは、通常は、銀行に預けている自分の預金から現金を引き出すことを指します。 これは自分のお金だから返済する必要がありません。 しかし、消費者金融やその無人契約機から受け取ったお金は、「借りる」と表現するべきです。 「おろす」という表現を使うことで、借りることに対する抵抗感が低くなっているのだと思います。 これは、無人契約機が、銀行のATMと似た雰囲気でであるのも原因かもしれません。 また、強盗を「オヤジ狩り」と呼んでゲーム的な表現にして罪悪感を薄めていることにも似ています。 改正貸金業法が完全実施されれば、あと数年で、債務整理の方法の主役は、自己破産と民事再生になり、任意整理は今のような形では存在しなくなると思います。 お金を借りるときには、慎重に考える必要があります。
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