熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

離婚

親の顔色

私の娘は、とても人見知りが激しいです。
保育園でも、知らない保育士さんには近づきませんし、知らない保育士さんが近づいてくれば泣きます。
もし私の娘が誘拐されれば、それはきっと顔見知りの者の犯行以外にはあり得ない。
そう思えるほどの人見知りです。
ところで、妻の生前、「スキルス胃ガンサポート」というサイトを運営しているひろりんさんに、妻に米村豊医師の治療を受けさせたくて、米村豊医師への紹介をお願いしたことがありました。
結局、妻は旅立ちましたが、そのことで、ひろりんさんから「お子さんが見ていますから、いつまでも泣いていられませんよ。」というメッセージをいただいたことがあります。
この「お子さんが見ていますから」という部分は、確かにそうなのかなと思うことがあります。
この人見知りをする私の娘が、娘にとって初対面の人なのに笑顔を見せることがあります。
そういう人は、私の友人であったりして、私が笑顔で接している人です。
私の娘は、そのような私の表情を見て、この人はあまり心配しなくて良い人と思うのでしょう。
このように、親の顔色を読むのは、私の娘に限ることではありません。
子どもにとって、それが幼ければ幼いほど、親は絶対的な存在です。
なぜなら、子どもは、幼ければ幼いほど、親の庇護がなければ生きてゆけません。
子どもは、本能的に、親が自らの生殺与奪の権利を持っていることを知っているのだと思います。
そのため、子どもは親から嫌われたくないと思うのです。
だから、子どもが親の顔色を読むのは本能だと思います。
夫婦関係がうまくいかなくなったとき、離婚したとき、子どもはとても精神的に不安定になります。
それまで2人いた親が1人になることで、「引き離し症候群」と呼ばれる情緒不安定な状態になるといわれています。
そのような子どもにとって、離婚などで同居していない親に会いたいと思うのは、自然な欲求といえます。
しかし、たまに、子どもが同居していない親に会いたがらなくなったという話を聞くことがあります。
そのような場合、その子どもは、同居している親の顔色を読んでいる可能性があります。
自らが同居していない親に会うことを、同居している親が喜んでいないということを読み取ると、子どもは同居していない親に会うことを悪いことだと感じるようになります。
また、同居していない親の話題を出さなくなる子どももいます。
これは、子どもが同居していない親の話題を出したとたん、家の中の雰囲気がしら~となることを経験することで、子どもは、同居していない親の話題を出してはいけないと学習することになります。
これらのことは、子どもにつらい思いをさせることです。
そして、子どもの健全な成長にとって悪影響を与える危険性があります。
離婚すれば夫婦は他人ですが、親子は永遠に親子です。

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