熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

少年事件

自由

「盗んだバイクで走り出す
行き先も解らぬまま
暗い夜の帳の中へ
誰にも縛られたくないと
逃げ込んだこの夜に
自由になれた気がした
15の夜」
尾崎豊さんの15の夜の1節です。
私が付添人をした少年の1人のお話です。
夜遊びをするようになり、仲間と非行をしてしまいました。
どうして夜遊びをするようになったか尋ねたところ、「自由」が欲しかったそうです。
この15の夜に出てくる「自由」は、「解放」と同じ意味の「自由」です。
解放というのは、束縛されていないと言うことです。
束縛されていないということは、自由にとってとても大切な側面です。
他方で、自由にはもう1つ大切な側面があります。
自ら責任を持つことは自ら決定すると言うことです。
例えば、アパートに住むなどして1人暮らしをする自由が欲しいのであれば、そこで流すトイレの水の水道代金まで自分で稼ぐべきです。
自分で使う電気代を、自分で稼いでいれば、遅くまで電気をつけているからと誰からも文句を言われないはずです。
自分で決めたことについては、それに伴う負担は自分で負う。
自己決定自己責任といいますが、これも自由の重要な側面です。
その少年には、この話をしました。
今はしっかりと働いているそうです。
自分で働き先を見つけて、いくつもの面接に落とされながらもくじけずに次の働き先を見つけて、今の働き先に採用されたそうです。
不満もあるようですが、頑張っているそうです。
今日、その少年のお母さんがそのお話をしてくれました。
お母さんは、普通に家族みんなで食事をすることが幸せと言っていました。

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