熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

ふと思うとき

大部分の弁護士は、弁護士として亡くなります。
これは、亡くなるときまで弁護士資格を保有しているという意味です。
他方で、適切なときに弁護士を引退したいという弁護士は多いです。
弁護士は、かつては3%を切る合格率を誇っていた司法試験に合格してついた職業です。
なんて贅沢なことを言っているのだと言われそうです。
適切なときに引退したいと考えている弁護士が、どのような理由でそのように思っているか、個別の事情はわかりません。
ただ、弁護士の職務は、端から見る以上にストレスを多く感じています。
それでも、依頼者の期待に応える結果が出せたときには、このストレスが大幅に軽減されます。
依頼者に喜んでもらえると、本当に良かったと思えます。
しかし、弁護士が依頼を受ける案件は、そのすべてが依頼者の期待に応えられるものばかりではありません。
もしかすると、サスペンスドラマのように登場する弁護士のように、弁護士がたった一つの案件に全エネルギーを傾けていると考えている方がいるように思うときにがありますが、そのようなことはありません。
弁護士は、数十から数百の案件を同時進行させています。
それでも、依頼者の期待に全く応えることができなかった案件については、そのストレスが何乗になるような疲れを感じてしまいます。
その依頼者にとっては唯一の案件です。
その依頼者のその後の生活に大きな影響を与えることも少なくありません。
それを考えると、何ができたのだろうと自問することもあります。
すると、引退時期をふと思うこともあります。
引退したら故郷の大分市に戻りたいと思うこともあります。
大分市の中心部に上野丘と呼ばれる丘陵地があります。
その丘陵地の中腹に私の出身中学の大分市立上野ヶ丘中学校があり、その丘陵の頂付近に私の出身高校の大分県立大分上野丘高等学校があります。
私が住んでいたのもその辺りでした。
また、上野丘には、墓地公園があり、桜の名所です。
その上野丘の頂からは別府湾や高﨑山や由布・鶴見の山並みを見ることができます。
先日大分市の戻ったとき、再開発らしくて中学前の道路が2倍の広さになっていたり、家から近いところにあった若宮八幡宮の周辺の土地が立ち退きで家がなくなっていたり。
それに、大分市にいた時間より熊本市にいた時間の方が遙かに長くなっていて。
結局、私も、熊本で、弁護士として死ぬんだろうなと思います。

一覧ページに戻る
top

熊本の町医者的法律事務所です。
法律の専門家に
お気軽にご相談下さい。