熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

離婚

男だから女だから

5年くらい前だったと思います。
法律相談センターである男性の相談者が離婚に関する相談に来られました。
その相談者は、そのご両親と一緒に来られていました。
私は、その相談者のお話を聞いて、今後の離婚手続きではその相談者の立場は不利だろうというお話をしました。
すると、その相談者と一緒に話を聞いていた相談者のお母さんが言われました。
「女性弁護士だと女性である相手方の肩を持つので、せっかく申し込むときに女性弁護士でないようにお願いしたのに。」と。
つまり、男性弁護士である私は、男性であるその相談者の肩を持つようなアドバイスをするだろうと期待をしたということでしょう。
最近ですが、妻側なので女性弁護士を紹介してくれというようなことを頼まれたことがあります。
一般的な法律問題と異なり、離婚に関連する問題については、女性弁護士は女性の味方というイメージがあるようです。
ですので、先ほどの相談者のお母さんは、女性弁護士でないようにお願いしたのでしょう。
確かに、女性の地位向上をライフワークにしている女性弁護士はいるでしょう。
そのような女性弁護士は、きっと夫側の依頼を受けないのでしょう。
もしかすると、田嶋陽子さんのように、そのような女性弁護士であれば、きっと女性は自立するべきだと考えているかもしれません。
そうすると、専業主婦的な女性には、このような女性弁護士はお薦めできないのかもしれません。
ところで、弁護士は、依頼書の利益を最大限にし、その損失を最小限にすることを目指します(「正義」「お相手が違うような・・・」)。
弁護士である以上、男性弁護士であっても妻側の依頼を受ければ、その女性依頼者の利益を最大限にし、その損失を最小限にすることを目指しますし、女性弁護士であっても夫側の依頼を受ければ、その男性依頼者の利益を最大限にし、その損失を最小限にすることを目指します。
決して、男性弁護士が妻側の依頼を受けているのに夫側の肩を持つような職務を行ったり、女性弁護士が夫側の依頼を受けているのに妻側の肩を持つような職務を行ったりということはありません。
弁護士が相談を受けたり、依頼を受けたりするのに、男だから、女だからという弁護士の性別は、離婚関連の問題でも、ほとんど関係がありません。

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