熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

初めて

今日、国選弁護を担当している薬物の自己使用罪の裁判がありました。
裁判のとき、傍聴席に記者の人が座っていることも珍しくありません。
しかし、この手の裁判は、ほとんど注目されないので、記者の人が傍聴席に座っていることを見ることがほとんどありません。
東京地裁での酒井法子さんの執行猶予付き判決が報道されていましたが、私たちから見れば何の変わりのない普通の判決で、ほとんど価値のないニュースでした。
気の毒なのは、酒井法子さんの弟さんです。実刑判決になったことまで報道されて、有名人を家族に持つと大変です。
ところで、今日の傍聴席には、小学生くらいの2人の子どもを連れた親子のような方がいました。
新型インフルエンザの影響で学級閉鎖とか、学年閉鎖とかなったのでしょうか。
でも、裁判の傍聴に来ようと思うということは、裁判員裁判の導入で、刑事裁判に対する関心が高まっているということでしょうか。
さて、今日の被告人は、保釈により身柄が解かれています。
法廷の作りは、正面に一段高く裁判官席、その前に書記官席があり、裁判官席に向かって左側に検察官席、裁判官席に向かって右側に弁護人席となっています。
そして、被告人席というのがあって、裁判所によっては傍聴席に背を向けて裁判官を向くように傍聴席の前にあるところもありますが、熊本地方裁判所、福岡高等裁判所などでは弁護人席の前にあります。
ところで、今日の被告人は、何と、被告人席ではなく、弁護人席に弁護人の隣を裁判所から指示されて座りました。
私は、刑事事件の経験は同期の中でも多い方と思うのですが、このような経験は今日が初めてでした。
確かに日弁連は、裁判員の余談・偏見を回避するために、被告人を弁護人の隣に座らせるように要求していて、裁判所から日弁連の要求に応じた対応をするような回答を得ていたのですが、少し不意を突かれたような感じでした。
私たち弁護人も、裁判員裁判を意識して、裁判員対象事件でない事件でも、弁論の内容をわかりやすいものにしたりという試みをしていますが、裁判所もそのような試みをしているようです。

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