熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

交渉

交渉のノウハウ

法律相談をお受けするものの中には、交渉に関するものも少なくありません。
交渉に関するものでも、相手方の主張などを予想しながら、その考えられる見通しなどをアドバイスします。
ところで、その法律相談の中で、交渉のノウハウ的なことをお知りになりたい方もいらっしゃいます。
法律相談のアドバイスとしてお教えできるノウハウであればお教えいたします。
また、私も読んだことがありますが「ハーバード交渉術」などの交渉のノウハウ本も出ています。
そのような本を読まれても交渉のノウハウは分かるかもしれません。
ただ、交渉というのは、裁判になったときほど手続がはっきり決まっているものではありません。
裁判についての助言でさえ、期日ごとに相談に来てもらわなければ、適切なアドバイスができません。
交渉についても、極端な話をすれば、相手の発言ごとに相談に来てもらわなければ、その相手の発言に対する対応について適切なアドバイスはできないように思います。
また、交渉には、言葉の強弱や発言者の態度・地位など、その発言した言葉以外の要素も大きく影響することは珍しくありません。
そのため、「こう言われたらこう言いなさい。」的な助言が、法律相談では適切でない場合が多いと思います。
ただ、1つ言えることは、相手を笑顔にすることは有効かもしれません。
人は、警戒している相手には笑顔にはなりません。
交渉がまとまるためには、お互いに信頼関係が生まれることが必要です。
動かぬ証拠みたいなものを突きつけて「どうだ。」と相手を屈服させることは交渉ではありません。
少なくとも、相手に何かしてもらいたいときには、そのようにして従わせた相手が約束を守る保障はありません。
交渉は、未来において、お互いが何かをして、何かをしないという約束を目指すものです。
その未来についてのお互いの信頼関係がなければ、お互いに疑心暗鬼のままでは、交渉がまとまることはあり得ません。
疑心暗鬼の相手に対し、笑顔を作ることは難しいです。
最低限の交渉のノウハウ、それは、相互に信頼関係を作ることだと思います。

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