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少年事件

子どもの人権 秋のフォーラム「子どもの立ち直りを支える大人たち」

今日は、とても忙しい1日でした。
平日でもこんなに忙しい日はないように思います。
そのような日程の中で、熊本県弁護士会主催、熊本県弁護士会子どもの人権委員会企画・運営の子どもの人権 秋のフォーラム「子どもの立ち直りを支える大人たち」~子どもの権利条約国連採択20周年記念~を行いました。
この企画の責任者は、私でしたが、これまでは、講演者、パネリストと観客のように、情報の送り手と受け手が別れていましたが、今回は初めての試みとして、来ていただいたか多皆さんが発言できるように座談会形式にしました。
テーマが「こうのとりのゆりかご」で、3年前であれば、多くの方に来てもらえたのでしょうが、残念ながら大衆受けするテーマではありませんでしたので、多くの方には来ていただけませんでした。
それでも、来ていただいた方々に活発に意見を述べていただいて、企画の目的は達成できたかなと思います。
非行や犯罪に対するマスコミが作る風潮を見ていると、とにかく厳しく処罰すればよいという短絡的な論調が支配的なように思います。
しかし、非行により少年院に送られたり、刑務所に服役した人々は、やがては社会に戻ってくるのです。
非行や犯罪を犯した人は、どこか遠くの島に永久追放だとか、100万円盗めば絞首刑みたいな時代錯誤のような議論をしない限り、少年院や刑務者から社会に戻ってくるのは動かすことができない事実です。
そのような社会に戻ってきた人をどのように立ち直らせるかの視点が、今の風潮には欠けていると思います。
もし、社会に戻ってきた人が立ち直ることができなければ、それは非行少年や犯罪者を再生産している以外のなにものでもありません。
それこそ、どこかの島に永久追放したり、100万円盗めが絞首刑みたいな時代錯誤の議論をまじめにしなければならない時代が来るかもしれません。
特に少年の多くは、まだ大人からの保護が必要な存在です。
そして、少年は、人格の可塑性といって、大人よりも、その人格が環境などにより柔軟に変化しやすいという性格を持っています。
周りの大人が、きちんと少年の立ち直りを支えることができれば、多くの少年が再非行を犯さずに立ち直ることができたり、「善良な市民」としての大人に成長できます。
無責任に非難するという現代の風潮が、立ち直りを支える風潮に変わることができれば、少年院や刑務所にはいるような人も少なくなるはずです。

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