熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

タイミング

被害弁償にはタイミングがあります。
これは、被害弁償をする方だけではありません。
被害弁償を受ける被害者の方にもタイミングがあります。
被疑者、被告人、少年が被害弁償をするのは、当然処分を軽くしたいからです(「被害弁償」)。
それを、被害者側から、「反省していない。」とか、「打算的だ。」と非難することはできます。
そして、そのように考える被害者が被害弁償を受け取らないという行動に出ることも理解できます。
しかし、今日のように貨幣経済が発展した社会では、その金銭自体の見返りが保障されていないことにお金を出すことは、多くの市民にとっては苦痛です。
全く反省していなければ、被害弁償をしようとは思いません。
それに、起訴されたくないとか、実刑になりたくないとか、少年院に行きたくないと思うからこそ、民事の損賠賠償請求では認められる可能性のない高額な金額を提示したり、また、家族が出したりするのです。
例え、民事裁判で高額な損害賠償を認められても、その人にお金がなければ、例え家族にお金があっても、回収はできません。
すなわち、被害の回復という点で見ても、被害弁償は、被害者にとっても不利ではないといえます。
ただ、感情に流されるなどして、時を無駄に費やす被害者の方も少なくありません。
その結果、起訴されたり、服役したり、少年院に送致された後で、被害弁償を受けようと思っても、被疑者、被告人、少年が以前の金額を提示しなかったり、全く被害弁償をしようとしなかったりで、ご自分で弁護士を依頼したり、また、損害の額を証明したりする必要が出てきたりします。
被害弁償のタイミングは、被害弁償をする被疑者、被告人、少年の側だけでなく、被害弁償を受ける被害者の側にとっても大切です。

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