熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

相続

書き初めに

書き初めというのは、正月2日に書くものと思っていますので、少し遅れた話題で申し訳ないのですが、書き初めの変わりに遺言書というのはどうでしょうか。
正月早々縁起でもないとお考えにならないでください。
ちなみに、遺言書は、「遺書」ではありません。
遺言書は、遺言書を作成した人の最後の意思となるものを明らかにする書面です。
この遺言書を作るためには、現在のご自分の財産状況、家族の状況を把握する必要があります。
「どの財産をどの家族に相続させようか。」
これを考えることは、自ずとご自分のこれまでの人生を振り返り、また、家族との関係を見直し、それぞれの家族の将来に対する期待を考えることができます。
これは、まさに、正月というあらたまった気分の時に適した作業です。
また、遺言書で未成年後見人を指定することができます。
これは、離婚・死別で、ひとり親家庭(父子家庭・母子家庭)になった家庭では、親権者は1人しかいません。そのような家庭では、その親権者が死亡すれば未成年の子だけが残されることになります。
そのような場合に備え、未成年の子に対して最後に親権を行う者は、遺言で、その未成年の子についての後見人(未成年後見人)を指定することができます。
これは、未成年のこの将来について考えるとともに、ご自分の交友関係を振り返る機会にもなります。
このように、正月こそ、遺言書を作成するべきです。
そして、これは難しく考える必要はありません。
なぜなら、来年になって新しい日付の遺言書が作成されれば、その新しい遺言書が有効になりますから、この1年について考えればよいのです。
なお、注意して欲しいのは、ご自分で遺言書を作成するときは、すべて手書きで書く必要があります。
世の中には「字削除」「字加入」「字挿入」などというゴム印が売られていますが、訂正にこのようなゴム印を使用すると、遺言書が無効となります。
○字削除・○字加入・○字挿入も手書きで書いてください。
また、未成年後見人は、1人ですので、5人も10人も指定しないようにしてください。
そして、認知も遺言書ですることができます。

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