熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

借金問題

2度目

自己破産の手続は、裁判所によって大きく異なるようです。
この裁判所は、本庁とそれぞれの支部ごとという違いではなく、例えば熊本地方裁判所管轄と福岡地方裁判所管轄ではという意味です。
熊本では、自己破産手続を行うときには、必ず1回は裁判所に行かなければなりません。
ところが、熊本県外の裁判所に自己破産の申し立てを行ったとき、その裁判所から、同廃にしますよという連絡があっただけで、裁判所に行く必要がなかったこともあります。
また、管財人が財産を処分するべき基準(換価基準)や予納金も、裁判所によって異なっているようです。
自己破産手続をする際には、その申し立てをしようとする裁判所に確認をした方がよいです。
ところで、熊本で必ず1回は裁判所に行くのは、裁判官からのお話を聞いてもらい、2度と破産しないように意識してもらおうという目的のようです。
原則として、免責許可決定が確定した日から7年以内は、2回目の免責許可決定が行われません。
ただ、裁判所は、破産に至ったいきさつなどの一切の事情を考慮して免責を許可することができる破産法では決められています。
つまり、2回目の免責は、できないことはないけれど1回目に比べると審査が厳しくて、許可されない場合もあるということになります。
それに、破産しなければならない状態というのは、厳しい取り立てにあっていたりと、生活状態も大変つらい状態になっていることも多いと言えます。
そのため、裁判所も、2度と破産しないように注意を喚起したいのでしょう。
この注意喚起のための裁判官のお話は、当然に、それぞれの裁判官によって様々です。
もう2度と破産はできないというお話をされた裁判官もいらっしゃるようです。
この発言については、弁護士の間で、次に破産状態になれば首をつれとでもいいたいのかというような物議を醸したものでした。
今日の免責審尋の裁判官は、1回目の破産手続よりも2回目の破産手続は大変になります、1回、2回、3回と繰り返すたびに手続は大変になります、というようなお話をされました。
物議を醸したお話に比べると、優しい内容でした。
今日免責審尋を受けた私の依頼者は、借金はもう懲りたので、2度と借金をしないといわれていました。
2度目の破産手続は大変そうです。
ただ、ご家族が進行性のガンなどの病気になられ、その治療費のために借り入れを重ねたというような同情すべき事情があれば、免責許可決定が確定して7年以内であっても、2度目の破産手続はそれほど大変にならないのではないでしょうか。

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