熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

重罰化・厳罰化の副作用

今日午前3時50分頃、愛媛県宇和島市で、愛媛県宇和島警察署のパトカーに追跡されていた乗用車がセンターラインを越え、道路脇にある自動車販売会社の展示車両2台と電柱に次々と衝突して大破し、運転者は車外に投げ出されて全身を打って約4時間後に死亡し、さらには、この事故の衝撃で、この大破した車から発電機が飛び出し、前を走っていた乗用車の運転席ガラスを破り、前を走っていた乗用車を運転していた人の頭を直撃して、この運転をしていた人も間もなく死亡したという事故がありました。
電柱に書突して大破した乗用車を運転していた人の血液からは、1リットルあたり1・1ミリ・グラムに相当する濃度のアルコール分が検出されていたそうです。
とりあえず、事実の真偽は別にして、この報道を前提にお話をします。
どうも、酒気帯び運転であったために、警察に検挙されたくなくて逃げていたようです。
酒気帯び運転は、平成11年に起こった東名高速飲酒運転事故をきっかけに行政処分も刑罰もだんだん重く・厳しくなってきました。
それに伴い、酒気帯び運転、飲酒運転で検挙される件数も減少傾向にあるようです。
死亡事故が減少しているのも、重罰化・厳罰化が功を奏したものといえます。
その一方で、重罰化・厳罰化は、今回の事故のように酒気帯び運転をした人の往生際を悪くするという副作用を生んでしまいます。
いくら重罰・厳罰といっても、しんでしまうより捕まった方が良かっただろうというのは、結果を知っている人の言うことです。
犯罪を行っている最中であるとか、逃走をしている最中にそこまで計算できない人も確実にいます。
重罰化・厳罰化の限界といえます。

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