熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

こうのとりのゆりかご

殺されるより捨てられた方が

今日も幼い子どもが家庭内で死亡した記事が載っていました。
1歳6ヶ月の女児が実母から床にたたきつけられての傷害致死事件だそうです。
報道によると、顔などに、複数の痣があり、虐待の可能性があるそうです。
今年に入って、乳幼児が虐待により命を落としたニュースが流れない月はありません。
子どもは、親から虐待を受けると、自分が悪いから親からこんな仕打ちを受けているのだ、叱られているのだと思うそうです。
また、あまりにもひどい虐待を受け続けると、その虐待を受けているのは自分ではないと思い始めるそうです。
そして多重人格ができるそうです。
子どもは親から愛されていると思いたいそうです。
だから、子どもは虐待されても虐待されているとは思わないそうです。
親からの虐待により死亡した子どもたちは、その薄れ行く意識に中で何を考えていたのでしょうか。
きっと、その虐待している親に甘えたい、抱きしめてもらいたいと考えていたのだと思います。
ところで、今年5月11日で慈恵病院のこうのとりのゆりかごが運用開始から4年目に入りました。
慈恵病院の蓮田太二理事長が、記者会見で、こうのとりのゆりかごに子どもを預けることは育児放棄という虐待に当たるという見解を明らかにしました。
これは、こうのとりのゆりかごの運用開始の年に熊本県弁護士会が開催した「全国子どもの人権イベント・春のフォーラム」(熊本県弁護士会子どもの人権委員会企画・運営)でも指摘されていたことです。
それでも、私は、全国津々浦々に「こうのとりのゆりかご」ができるべきだと考えています。
子どもをこうのとりのゆりかごに預けることは育児放棄という虐待に当たります。
しかし、無理をして親の手元で育てられて虐待死するよりは、こうのとりのゆりかごに預けてもらった方がよいと思います。

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