熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

裁判所の廊下での光景

国選の刑事裁判で裁判所に行きました。
準備の都合でかなり早い時間に裁判所に着きました。
私の担当する裁判の前に2つほど判決がありました。
法廷の扉の前の廊下にお母さんに連れられている女の子がいました。
3歳か4歳くらいかなと思いました。
女の子が言いました。
「パパは?」
女の子は、お母さんに連れられて法廷の扉の前から離れていきました。
しばらくして法廷の扉が開きました。
弁護士と一緒に被告人と思われる男性が出てきました。
被告事件名は誰でも顔貸す危険がある罪名でしたので、その男性も普通の市民でした。
判決が終わって法廷の扉から出てくるのは、最悪でも実刑判決ではなかったという意味です。
実刑判決の場合、法廷からそのまま拘置所に収監されます。
廊下の向こうに先ほどの女の子とお母さんがいました。
女の子がその男性に抱きつき、その男性が女の子を抱き上げていました。
刑事弁護では、弁護士はやりきれない思いをすることが大部分です。
でも、そのような風景を見ることができると、刑事弁護も良いなと思えます。
きっと、その男性は、2度と法廷に立つことがないように心がけるのでしょう。
内閣総理大臣が退陣を表明したニュースよりも、私の心に残りました。

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