熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

刑場の公開

今日、東京拘置所にある、死刑を執行する刑場が報道陣に公開されました。
初めてのことだそうです。

死刑が執行される犯罪が起こると、それはセンセーショナルに報道されます。
その犯罪による被害者の悲惨さがクローズアップされます。
そして、被疑者が逮捕されると、そのバッシングは激しさを増します。
検察・警察からは、捜査情報があることないことリークされます。
被疑者の家族というだけで、自殺に追い込まれた人もいます。
そして、裁判。被告人の同情すべき生い立ちなど酌むべき事情についてもようやく明らかにされます。
しかし、それらは報道での扱いはほとんど無視です。
死刑求刑。そして死刑判決。私はまだ経験したことがありません。
大きく報道され、社会に事件の記憶が蘇ります。
拘置所で死刑執行を待つ期間
社会は事件を忘れます。
そして、人知れず死刑は執行される。

かつて、最高裁は、現在の死刑の執行方法は、残虐な刑罰でないとの判断を示しました。
ところで、既に死刑が廃止されているフランスで、かつて行われていたギロチンについて残虐な刑罰かどうかを尋ねると、どのような答えが返ってくるでしょう。
ギロチンが導入される前の死刑執行方法は、火あぶりだったそうです。
火あぶりの場合、その絶命までにかなりの時間がかかるので、人道的な執行方法として、ギロチンが考案されたそうです。
ある刑罰を残虐と評価するかどうかは、時代により変化するものなのでしょう。

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