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雑談

イルカいけすの綱の切断

和歌山県太地町の漁港で、捕獲したイルカを保管していたいけすの網が切られていたという事件があったそうです。
ヨーロッパを拠点に活動する「ザ・ブラック・フィッシュ」という環境団体がホームページで、いけすの網を切ったとする声明を出しているそうです。
これは、いうまでもなく、器物損壊という犯罪です。
だから、ザ・ブラック・フィッシュの声明は、いわば犯行声明です。
ちなみに、この保管していたイルカは食用ではなく、水族館に販売するためのものだったそうです。
ところで、日本は、欧米に自由と平等を習いました。
「私はあなたの意見には反対だ。しかし、私は命をかけてでもあなたの意見を守る。」という法諺があります。
自由と平等で大切なことは、自己と異質なものの存在を認めることだと思います。
世界では、韓国・中国のように犬を食べる国も、エジプトのように鳩を食べる国も、フランスのようにカタツムリの仲間を食べる国もあります。
カブトムシの幼虫を食べる国もありますし、孵化しかけの卵を食べる国もあります。
それぞれの違いを尊重することが、自由と平等の前提だと思います。
また、イギリスの法哲学者ジョン・スチュアート・ミルは「他者を侵害しない限り自由」という理論(HARM PRINCIPLE、危害防止理論)を唱えました。
漁民のいけすの綱を切るという他者の利益を侵害する行為を行ってまでの意見表明の自由は、世界のどの人権宣言にもないと思います。

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