熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

社会防衛と自由

昨日までの3日間で事務所にいたのは2時間もなかったと思います。
東京に2ヶ日出張しました。
支部の裁判があったりで、熊本にいるときも事務所にいる時間がありませんでした。
とても疲労感があります。
さて、飛行機に乗るときにお馴染みに保安検査があります。
飛行機に乗るときには、ライターについては1人1個しかもてません。
2個目以降のライターは廃棄箱に廃棄しなければなりません。
私はたばこを吸いませんのでライターを持ちません。
そのため、飛行機で同行する依頼者の2個目のライターを持って差し上げたこともあります。
その保安検査で、2個目のライターを廃棄箱に廃棄することにとても抵抗されていた方がいました。
そのライターに思い入れがあったのでしょうか、または、捨てさせられることに抵抗があったのかもしれません。
9・11テロ後、明らかに保安検査は厳しくなったことは多くの方が実感されています。
ところでは、米国では、先日のテロ未遂の発覚を受けて、保安検査が一段と厳しくなっています。
米国の保安検査では念入りなボディータッチが行われており、「人権侵害」の声も上がっているそうです。
刑事政策では、社会防衛論という考え方があります。
社会を犯罪から守るためには、犯罪を犯した人をできる限り社会から隔離するべきであるし、また、犯罪を予防するために監視の目を光らせるべきという考え方です。
これは、犯罪から社会を守るという観点から考えると正しい面があります。
他方で、犯罪を予防するという観点で考えれば、個人の住居の内部まで監視カメラなどを設置することが求められることになりそうです。
すると、個人の自由な領域がなくなってしまいます。
もちろん、安全に暮らせる社会の実現は必要です。
単純なことではないですが、バランスが必要な問題です。

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