熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

紋付羽織袴なら刀?

明日は成人の日ですが、今日成人式を行った自治体もあるようです。
今は、成人式も、夏のお盆の帰省時期であったり、正月3が日で行ったりしていて、人が集まれば無理に成人の日に行う必要もないようです。
山口県下関市でも成人式が行われたそうで、そこで、模造刀を所持していた新成人が銃砲刀剣類所持等取締法違反で逮捕されたそうです。
何でも、紋付羽織袴には刀が必要と話していたそうです。
元々紋付羽織袴は武家の略礼服だったのが、江戸時代中期には町人の礼服になったそうですので、町人の礼服と考えれば無理に模造刀を持つことはかえって不自然となります。
直垂・狩衣なら町人が着ることはありませんので、武家の礼服として着たいのであればこちらを選ぶべきだったでしょう。
それでも、模造刀を所持することは許されないでしょうが。
受験生時代、熊本市民会館で行われる熊本市主催の成人式の交通誘導警備をしたことがあります。
主催者の指示に基づいて降車場所を案内していましたが、堂々と目の前で警備員が止めるのを振り切って晴れ着姿のお嬢さんを自動車から降ろす親御さんもいらっしゃいました。
端でそれを見ていた、羽織袴姿の新成人は、少しお酒を入っていた様子でしたが、「祭りじゃ、祭りじゃ。」と私に言っていました。
バンジージャンプというものがあります。
これは、南太平洋の島で行われていた成人の儀式が起源といわれています。
また、縄文人の男性の頭骨には歯が抜けたものが多くあります。
これは、縄文時代の成人の通過儀礼としての抜歯が行われていたためといわれています。
成人になれば、飲酒も喫煙もできるようになり、選挙権も認められ、親権者の同意がなくても婚姻ができます。
しかし、刑事事件を起こせば、実名報道され、少年手続でなく刑事訴訟手続で審理がなされ、契約を結べば原則として取り消すことができなくなります。
成人すれば、多くの事柄について自ら決定をすることができるようになりますが、反面、成人前とは比べものにならないほどの重い責任を負うことになります。
成人式の趣旨は、成人としての責任を自覚して欲しいということだと思います。
大騒ぎして逮捕された新成人は、成人としての責任を自覚できる好機を得たといえるのでしょう。


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