離婚
いい加減で良いですよ。
相手方から準備書面、陳述書などが来ると、依頼者の方にも内容をお伝えします。
中には辛辣な準備書面、陳述書もあります。
依頼者に内容をお伝えすることを躊躇するようなものもあります。
しかし、依頼者の権利・利益を守る手続ですので、そのような内容も依頼者にお伝えします。
離婚裁判では、その傾向は強くなります。
事実の主張というよりも相手の人格に対する攻撃という内容に思えるものも少なくありません。
そのような書面をご覧になって気が滅入る依頼者の方もいらっしゃいます。
裁判というのは、本来的には戦いを法律の枠組みに閉じこめたものですから、そのような主張もやむを得ないといえます。
相手の主張に対して、適切に認否・反論をすることは必要です。
しかし、気分を滅入らせるほど相手の主張を気にすることは精神衛生上よくありません。
そこは、聞き流すいい加減さも必要です。