熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

離婚

離婚約束

戸籍の届出には2種類あります。
1つは報告的な届出です。
死亡届が報告的な届出になります。
死亡という事実を報告するための届出です。
これに対して、戸籍上の届出をすることによって、法律上の関係を作ったり、廃止したりするものがあります。
これを創設的届出といいます。
婚姻届、離婚届、養子縁組届、離縁届などが、この創設的な届出になります。
例え婚姻の約束(合意)がなされても、婚姻届が提出されなければ、婚姻関係は作れません。
離婚も同様です。
例え、離婚の約束(合意)がなされても、離婚届が提出されなければ、離婚とはなりません。
これは、書面でなされた合意、例え公正証書によりなされた合意であっても、同様です。
離婚届が提出されなければ法律上の意味がありません。
離婚届に署名、捺印がなされても、その離婚届が提出されなければ、法律上の意味はありません。
離婚裁判で、婚姻関係が破綻していたか否かを判断する一資料になる程度です。
そして、離婚届に署名、捺印したとしても、離婚届の提出前に翻意すれば、その離婚届は無効になりますし、不受理申立をすることもできます。
離婚というものは、離婚届が提出されてようやく完成します。
さらに、婚姻の約束を守らなければ、婚約の不当破棄として、慰謝料請求が認められる場合があります。
これに対し、離婚の約束を守らないからといって慰謝料請求が認められるような案件を聞いたことがありません。
離婚の約束というのは、そのようなはかないものです。

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