刑事事件
少し奇跡的
今日は、担当している国選事件で示談を成立させることができました。
被疑者国選弁護事件でした。
被疑者とは、捜査機関から嫌疑をかけられ起訴される前の段階の人です。
逮捕されていなくても被疑者といいます。
しかし、国選弁護人が付くのは逮捕され勾留されている被疑者です。
熊本市外にある警察署に留置されています。
被疑者の元に行き、被害者の元に行き、しかもそれを2往復して、示談をまとめました。
この被疑者段階で示談が成立するか否かは、刑事手続に小さくない影響を与えることがあります。
だから、少しくらい無理をしても示談を成立させたいと思います。
明日が勾留満期ですので、今日しかありませんでした。
そして、今日無事に示談を成立させることができました。
よく、2往復できるだけの時間をとれたと思います。
もちろん裁判の予定も入っていませんでした。
そして、相談の予約でも大きく空いた時間がありました。
この空いた時間がなければ、とても動けませんでした。
事態が動いたのは昨日です。
すぐに今日の予定を確認しました。
良かった!空いていた。
そう思いました。