熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

よるべきもの

私は、東日本大地震(東北関東大震災)が起こったときに東京にいました。
翌日の正午に熊本に戻ることができたのは、信頼性の高い情報によったためだと思います。
被災地を中心にチェーンメールが出回ったり、インターネット掲示板に無責任な情報が掲載されているようです。
状況が改善されず、しかも、本来信頼性が高いはずの情報に希望的な情報が含まれていないような場合、根拠が希薄であるにもかかわらず断定的な表現をしている希望的観測のような情報に飛びつくことがありがちです。
日常においても、インターネット掲示板のような所からもたらされた断定的な表現をした希望的観測のような情報で、その利益を損なわれたり、交渉の機会を失う方を見ることがあります。
例えば、犯罪被害の慰謝料について、本来あり得ないような法外な金額を「確実にとれる」と書いている掲示板があります。
被疑者・被告人がそのような法外な慰謝料を支払うことに利益を感じるのであれば、そのような法外な慰謝料を支払うでしょうが、通常は支払うことはあり得ません。
慰謝料を支払っていなくても、そのような法外な慰謝料を請求されながらも真摯に被害弁償の交渉をしたという事情が、刑事手続で有利に作用します。
そして、刑事手続が終わって、インターネット掲示板を信じて法外な慰謝料を請求した被害者の方の被害は全く回復されないまま放置されることも少なくありません。
そのような被害者の方は、顔も名前も知らない人が書き込んだインターネット掲示板の情報は信用しますが、目の前で説明をする検察官、弁護士からもたらされる情報は信用しません。
責任の所在がはっきりしている情報よりも誰がもたらしたかも分からない情報を信用するのです。
残念ながら、そのような方は少なくないように思えます。
しかし、震災に遭われたような場合こそ、信用性が高いと考えられるラジオ、テレビ、それぞれの交通機関、公的機関のウエブサイトの情報によるべきです。

被災地から悲惨な状況が連日伝えられます。
募金詐欺、義援金詐欺の被害に遭いやすい状態です。
信用性の高い機関が主催する募金、義援金かどうかの確認は必要です。

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