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契約

自殺の影響

今朝、貧乏アイドルで売り出していた芸能人が、住んでいるマンションで自殺をしたというニュースが駆けめぐりました。
親にもらった大切な命を自ら絶つということについては、私の理解を超えるものがあります。
ただ、亡くなった方には、死ななければならない事情があったのでしょう。
ところで、その亡くなった芸能人が住んでいたマンションは、賃貸マンションだと、亡くなった後にまで問題を残してしまいます。
鉄道に飛び込んで自殺をした場合、その自殺により列車を運休しなければならなくなった損害を鉄道会社から遺族が賠償請求されることは、割と知られていることではないでしょうか。
賃貸物件についても、同様の事態が起こります。
賃貸物件で自殺者が出た場合、ハウスクリーニングを念入りに行う必要がありますが、それに加えてその賃貸物件について、次の借り手がすんなり見つかることはあまりありません。
これは賃貸人にとっての大きな損害になります。
賃貸人により、自殺をした賃借人の相続人などに対して行われた、この自殺による損害につついての賠償請求を認めた裁判例もあります。
自殺の後に残された家族には、深い悲しみに加え、このような重い責任を負わなければなりません。
今朝亡くなった芸能人は、親孝行な方、家族思いの方だと聞いています。
もし、残された親御さん、ご兄弟がこのような責任を負わなければならないことを分かっていれば、その芸能人は自殺を思いとどまったのでしょうか。


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