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刑事事件

地獄の沙汰も・・・?

「地獄の沙汰も金次第」という言葉があります。
「弥陀の沙汰も金次第」という言葉もあるそうです。
弥陀というのは阿弥陀如来という、衆生を極楽往生させてくれるとされる仏です。
いずれも、お金さえあれば地獄にも堕ちなくて済むという意味でしょうか。
刑事弁護をしていると、この言葉をかみしめることが少なくありません。
もちろん日本の裁判官は、収賄などの汚職と最も縁の遠いところにいると思います。
従って、「地獄の沙汰も金次第」と言うことは、裁判官に金さえ出せば、裁判官が被告人に有利な判決を下してくれるという意味ではありません。
他方で、お金があれば刑事裁判を有利に進めることができることがあることもまた真実だと思います。
例えば保釈保証金ですが、この金額は最低でも150万円と言われています。
ただ、私は、保釈保証金の金額を100万円で保釈許可決定を出してもらったことはあります。
いずれにしても、100万円単位のお金が必要になります。
改正貸金業法が完全施行された現状では、これだけの金額を用意することは難しいでしょう。
また、被害者のある事件では、被害者と和解・示談ができるか否かで起訴されなかったり、判決が軽くなったりすることは現実にあります。
被害者保護の風潮が強まっている昨今では尚更です。
そこでは、和解・示談できるだけのお金が必要になります。
刑事手続の中で自由を手にするためにはお金がいるという現実もあります。

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