熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

交通事故

駐車場の出口で

駐車場の出口で、思わず「危ない!」と叫んでしまいました。
その駐車場には係員の人がいて、その人が駐車場から出る車に、進行を促していました。
私が受験生時代に交通誘導警備員のバイトをしていたときには、このような場合、道路の進行方向に平行に身体を向け、左右を確認し、車両はもちろん自転車や歩行者が来ていないことを確認して、待たせている車両を進行させていました。
しかし、今日のその人は、道路の進行方向に垂直に立ち、車両を誘導していました。
その人の背後から自転車が接近しているのに、背後を確認することなく車両に進行するように促していました。
このような状況で交通事故を起こした場合、賠償責任はどうなるでしょうか。
駐車場係員の指示通りに進行したのだから車両運転者は賠償責任を負わないと考えるべきでしょうか。
信号の指示に従って進行した場合でも車両運転者が賠償責任を負う場合もあります。
私人の交通誘導は、信号の指示よりも効力としては劣ります。
たとえ、交通誘導警備員や駐車場係員の指示に従って進行した結果の交通事故であっても、車両の運転者が賠償責任を負うと考えるべきです。
指示をした交通誘導警備員や駐車場係員との関係では、連帯責任を負う可能性があるとしても、被害者との関係では認定された損害額全額の賠償責任があります。
交通誘導警備員や駐車場係員が進行を指示していたとしても、ご自身の目と耳で安全を確認して進行しなければ、思わず賠償責任を負う羽目になってしまいます。

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