熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

赤切符、青切符

交通違反を行うと、その程度により、青色の紙、赤色の紙を渡され、署名、押印を求められます。
青色の紙は、反則手続で済まされる程度の交通違反で渡される交通反則告知書と呼ばれる用紙で、その色から青切符と通称されています。
赤色の紙は、通常の刑事手続になる交通違反で渡される告知表と呼ばれる用紙で、その色から赤切符と通称されています。
どちらも、違反内容について間違いないという記載がなされ、その下に署名、捺印をすることになっています。
その意味では、供述調書という書面の役割を持っています。
供述調書というのは、刑事手続で、捜査官が、供述する人の供述を書き取った書面です。
このとき、誤解している人が多いですが、供述内容は客観的真実に合致している必要はありません。
裁判所で宣誓して証言するときも同じで、客観的真実に合致している必要はないのです。
いずれも、供述したり、証言する人の記憶に従って、正しく述べることが求められています。
ですので、供述したり、証言したりした内容が、客観的真実に合致しているかどうかは関係ないのです。
えん罪を生む原因に、取り調べを受ける人が、記憶と違っていても客観的真実に合致したことを言わなければならないと思い込んでいることもあるように思います。
取り調べを受けているときの客観的真実も、取調官の思い込みに過ぎないことが少なくありません。
記憶に従って、正しく述べればよいのです。
これは、赤切符、青切符についても同じことがいえます。
たとえば、赤信号無視で青切符に署名、押印を求められたとしても、ご自分の記憶が赤信号無視でなければ、署名、押印することなく、その事実を申告するべきです。
供述しないでよい黙秘権は知っている人も多いようですが、調書への署名、押印を拒否することができることはあまり知られていないようです。
書面の内容に納得できなければ、署名、押印を拒否することができます。
最も、たとえば赤信号無視の場合、青切符への署名を拒否したところ、赤信号無視が証拠により証明されるようなときには、前科とはならない反則手続ではなく、通常の刑事手続により処罰がなされるリスクがあります。

一覧ページに戻る
top

熊本の町医者的法律事務所です。
法律の専門家に
お気軽にご相談下さい。