刑事事件
当たり前のことが当たり前でなくなる?
私の仕事始めは昨日でしたが、私の事務所は今日が仕事始めでした。
当たり前のことが当たり前でなくなることはあります。
大学院の学生のころ、学費を稼ぐために働いていた警備会社から温泉ホテルに派遣されていました。
私がその仕事を休むときには代わりの人がその温泉ホテルに行かなければなりません。
そのようなときに、温泉ホテルでの仕事のマニュアルを作ってくれと私は頼まれました。
そのマニュアルには、電話のかけ方、すなわち受話器を上げてダイヤルをするようなことまで記載してくれといわれました。
電話をかけるときに、電話の受話器を上げてダイヤルをすることは当たり前のことだと思っていましたので、そのような記載をすることには抵抗がありました。
しかし、私の事務所にある電話は、電話をかけるときに受話器を上げてダイヤルをしても電話をかけることはできません。
内線機能がある電話機では、受話器を上げてダイヤルをすると内線につながってしまうようです。
当たり前と思っていたことが当たり前でなくなることもあります。
昨年大晦日に重要指名手配されていた平田信さんが出頭したところ、応対した警察官に追い返されるという吉本か松竹の新喜劇かと思わされる出来事がありました。
これを受けて、警察庁は、指名手配されている者が出頭したときには追い返さないようにという通達をだしたそうです。
警察でも、時代が流れると、当たり前のことが当たり前でなくなるようです。