熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

労働事件

残業手当

法テラス八戸の常勤弁護士が法テラスに対して残業手当の支払いを求める裁判を起こしたとのニュースがありました。
私は、先週の土曜日まで連続して13ヶ日出勤しました。
しかし、私は個人事業主ですので、残業手当(この場合は休日手当)というものはありません。
多くの勤務弁護士も、自ら案件の依頼を受けますので、被用者である側面と個人事業主という側面があります。
そこで、気になって法テラスの常勤弁護士の待遇を見てみました。
すると、法テラスと常勤弁護士の関係は、雇用契約類似の契約関係との記載がありました。
契約自由の原則は、どのような内容の契約を結ぶかについても契約を結ぶ当事者の判断に委ねられています。
従って、民法に規定のない契約を結ぶことも自由です。
そこで、雇用契約類似の契約関係という概念もあるのです。
さて、雇用契約であれば、時間外勤務に対して残業手当を支払うのは当然です。
しかし、管理監督者という立場の労働者であれば、企業は残業手当を支払う必要はありません。
重役出勤という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、午前9時始業午後5時終業の企業で、午前11時に出勤しても許される従業員がいます。
そして、この従業員には、採用や解雇など経営者に近い権限を与えられ、その責任に匹敵する待遇を与えられている必要があります。
他方で、検察官や裁判官には残業手当が支給されないと聞いたことがあります。
結局、この裁判の最もポイントになるのは、「雇用契約類似の契約関係」の内容をどのように解釈するかといえます。


一覧ページに戻る
top

熊本の町医者的法律事務所です。
法律の専門家に
お気軽にご相談下さい。