熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

フライング

亀岡死傷事故で、加害者の父親が警察官から被害者の家族の携帯電話番号を教えてもらい、被害者の家族に電話で謝罪をしたとの報道がありました。
加害者の父親としては、一刻でも早く被害者に謝罪したかったのでしょうか。
しかし、携帯電話に電話をして謝罪をしたという方法論もさることながら、この時期に加害者の父親が被害者の家族に謝罪をすることは、いかにもフライングといわざるを得ません。
今回のような出来事では、加害者は、民事上の責任だけでなく、刑事上、行政上の責任を負うことになります。
件の加害者の父親が、加害者の今後の刑事上、行政上、民事上の責任、特に刑事上の責任だけでも軽減することを期待していたかどうかは分かりませんが、仮にそのような期待を有していたのであれば、かえって逆効果です。
私にも、私が弁護人などに選任される前に、被告人などとなった加害者の家族が被害者に接触していたがために、被害者との和解交渉を始めることすらできなかった経験があります。
被害者には、弁護士には連絡先を知らせてもよいが、加害者や加害者の家族には連絡先を知らせたくないという方も少なくありません。
そのように考えている被害者に対して、加害者又は加害者の家族が直接接触することは、百害あって一利なしです。

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