熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

どういうつもりだったのでしょうか。

6月29日は弁護士任官担当者全国会議で、土日を挟んで昨日、今日は国選シンポ実行委員会、国選本部の会議で、日弁連に出張していました。
ところで、出張中のニュースで小沢一郎氏が民主党を離党した件がありました。
その中で、小沢氏に離党届を預けていた議員が、小沢氏が離党届を民主党に出したニュースを聞いて、慌てて撤回したというニュースがありました。
何のための離党届だったのでしょうか。
ところで、白紙委任状というものがあります。
Aという人が、ご自身の土地に抵当権を設定することの交渉をBという人に頼み、そのときに委任した事項に何も書かないまま、委任者の欄に署名し、実印を押し、印鑑登録証明書と一緒にBに渡したところ、Bがこの委任状の委任事項に「本件土地を売却する件」と勝手に書き込んでCという人にこの土地を売却したとすると、Aがこの土地に売主としての責任を負います。
委任事項に何も書かない委任状に実印を押して印鑑登録証と一緒に渡すようなリスクの大きな行為をする者は、それなりの責任を負うべきとの考え方が法律にはあります。
いやしくも政治家たるものが、自らの出処進退に重大な影響を与える離党届を他人に委ねる以上は、それなりの覚悟を持つべきではないでしょうか。
ふと、そう思いました。

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