熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

刑事事件

お世辞でも嬉しいです。

刑事弁護人や少年付添人の役割というのは一般的に理解を得にくいように思います。
無実を訴えている被告人や少年であれば、濡れ衣を着せられた人を助けるということで、その役割を理解されやすいでしょう。
しかし、そうでない場合、刑事弁護人や少年付添人が何のためにいるのかを理解してもらうのは大変そうです。
刑事弁護人や少年付添人は、被告人や少年について、可能な限り処分を軽くすることを裁判所に求めます。
だから、被告人や少年を甘やかすだけのように理解されることも少なくないでしょう。
ところで、刑事裁判や少年審判には、多くの税金が使われます。
裁判官、書記官、調査官、検察官などの俸給、国選弁護人報酬、法廷の維持管理にかかる費用、すべて税金です。
それだけの税金を使うのですから、そこに立つ被告人や少年には、2度と過ちを犯してもらいたくないという願いが込められていると思います。
話は変わりますが、司法修習生時代に司法研修所で模擬裁判を行ったとき、「検察官の論告を聞いていると自分が辛くなるけど、弁護人の弁論を聞いているとこの人は自分を分かってくれているんだとほっとした。」と、被告人役の同期が言っていました。
人は、非難されるだけでは立ち直ることはできないと思います。
自らを理解しようとする人間がいることで、立ち直ることができる可能性が大きくなると思います。
私は、被告人や少年が、過ちを犯そうとするときに、私の顔を思い出して思い止まってくれる人が100人に1人、1、000人に1人でもいてくれればと願っています。
かつて少年付添人として担当した元少年の親御さんとお話をしたとき、その親御さんに少年鑑別所とか裁判所とか少年院とかでいろいろな人からいろいろ言われたけど、私の言ったことが一番心に残っていて、それを励みに悪いことをしないように頑張っていると言ってもらいました。
お世辞でも嬉しいです。

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