熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

OJT

「OJT」というのは、「on-the-job training」の略で、一般には、新入社員が上司の指示に従って仕事をこなしながら、その職業で必要な技能を身につけていくことを意味するビジネス用語らしいです。
私たちの業界でいえば、新人弁護士が特定の法律事務所に所属して、ボス弁と呼ばれる代表弁護士や兄弁、姉弁と呼ばれる先輩弁護士から指導を受けながら業務をこなし、弁護士としての知識・技能などを身につけることだと理解できます。
ただ、別に新人弁護士でなくても、OJTは重要です。
私は、「事件先生」という言葉を使ってお話をしていますが、弁護士が知識、技能を習得するためには具体的な事件を処理することはとても大切です。
先日、懇親会の帰りに、歩道と車道の区別のない狭い道路を歩いているときに、このようなときに交通事故に遭ったときの休業損害、逸失利益はどうなるかという話を同業の士に振りました。
その話を振られた弁護士はポカンとしていました。
特に新人弁護士ではありません。
近くにいた損害保険会社の代理人を務める弁護士はほくそ笑んでいました。
弁護士は個人事業者ですので、それなりに特殊な計算をします。
これは、私たちが交通事故の相談や依頼を受けたときによく使う赤い本には記載されていませんが、交通事故の相談、依頼を十件単位で受ければ必ず含まれている争点です。
もちろん、加害者側として交通事故を扱う損害保険会社の代理人を務める弁護士であれば常識として知っていることです。
これに対して、依頼を受けたところ「偶然にも」交通事故であった経験しかない弁護士には分からないことだったでしょう。
弁護士会にも研修がありますし、それぞれの分野について解説した専門書も多く出ています。
しかし、実際に多くの事件を処理することで得た知識・技能は強いといえます。
新人弁護士でなくても、OJTは大切です。

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