熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

少年事件

弁護士付添人

「無事が大事」という言い方があるらしいですが、熊本県弁護士会副会長の任期も無事に満了しました。
今年度の熊本県弁護士会執行部は、私たちの執行部以上に精力的に挨拶回りをしているようで、今年度の活躍を期待することができます。
こんなに時間があるんだと思いながら、通常の業務に戻すべくリハビリをしているような状態です。
さて、そのように時間のやりくりをしなければならない副会長の任期中にも少年事件の付添人活動をしました。
あえて「弁護士付添人」という言葉を使ったのは、付添人には、弁護士でない人でも、家庭裁判所の許可を得れば、就任することができます。
そして、熊本県では、熊本少年友の会の活動が盛んであるため、付添人には、友の会会員が就任するときがあります。
友の会会員が就任した付添人と区別するため、「弁護士付添人」という言葉を使っています。
さて、少年の中には、弁護士付添人をつけると、反省をしていないと家庭裁判所に思われるのではないかとの不安から、弁護士付添人をつけたいと思っても、弁護士付添人をつけたいと申し出ない場合もあるそうです。
弁護士会は、毎年、家庭裁判所少年審判係と意見交換の場を持っていますが、家庭裁判所は弁護士付添人を歓迎しています。
そのような少年の不安は杞憂です。
ところで、弁護士付添人を選任するときには、日弁連が法テラスに委託している法律援助事業を利用すれば、弁護士費用を負担しなくても済みます。
一応、弁護士費用は返してもらうことにはなっているのですが、弁護士が法テラスに対して、少年側が弁護士費用を返すことが不要であるとの意見をつければ弁護士費用を返す必要がありません。
熊本県では、ほぼすべての弁護士がこの不要であるとの意見を法テラスにつけているので、この制度を利用すれば、弁護士の費用を負担することはありません。
もちろん、この制度を利用せずにご自身で弁護士費用を負担することができます。
ただ、ご自身で費用を負担しての以来のときにはパフォーマンス的付添人活動をされる方もいらっしゃいますが、私の弁護士付添人の活動では差異はありません。
ところが、ご自身で弁護士費用を負担して私を弁護士付添人に選任した案件で、家庭裁判所がこれを有利な事情としてあげていたことがありました。
ご自身で費用を負担して弁護士付添人を選任したことに、親御さんの少年の更生に対する信頼、意気込みの本気度を感じ取ったのかもしれません。
その少年は、私の予想以上に軽い処分で終わりました。
もちろん、ご自身で費用を負担して弁護士付添人を選任しさえすれば処分が軽くなるというものではないことは言うまでもありません。

一覧ページに戻る
top

熊本の町医者的法律事務所です。
法律の専門家に
お気軽にご相談下さい。