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雑談

憲法記念日

憲法記念日です。
今日で憲法は66歳になりました。
RKKラジオ日曜日午後4時50分から放送されている「お尋ねください!山崎です!」での4月28日と明日の放送では憲法のお話しをします。
ここでは、放送では触れていないお話をします。
さて、憲法は今年66歳になったのですが、この期間全く改正をされていません
大日本帝国憲法を不磨の大典と呼ぶことがあります。
不磨の大典というのは改正を許さない法典という意味ですが、日本国憲法も同じく不磨の大典といえます。
これは、日本国憲法が大切にされたことを意味するとは言い難いでしょう。
日本国憲法が成立した66年前と現在とでは、国内外の情勢は大きく変化しています。
民法、刑法、商法、刑事訴訟法、民事訴訟法を他の法律と区別して特に基本法という言い方をしますが、そのような基本法も66年間改正されないということはありません。
商法にいたってはその改正の頻度は群を抜いていて、遂には会社法を独立させました。
これらは、いずれも、その法律が現実社会で活用されている固めに改正のニーズが生じていたからです。
つまり、66年間もの間、憲法を取り巻く状況が変化しているにもかかわらず、1度の改正も経験しなかったのは、憲法が「お飾り」に過ぎなかったからのように思います。
憲法96条があったために改正がなされなかったのではないように思います。
世界的に見ても、硬性憲法であっても数度の改正を経験している例が多いです。
逆に、軟性憲法の国であるイギリスでは、1689年に成立した権利章典が未だに憲法的地位を持っています。
私は日本国憲法が好きですが、憲法は絶対に変えてはいけないという議論には違和感を感じます。
ただ、憲法96条の規定があったから改正がなされなかったわけではないと思います。

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