熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

情状証人

情状証人というのは、事実関係に争うがない刑事裁判(自白事件)で、被告人に有利な情状を証言してもらうための証人です。
一般的には、親御さん、配偶者などの身内の人にお願いするのですが、勤務先の人にお願いすることもあります。
ところで、大部分の刑事裁判では、情状証人は、当事者の方が思うほど、判決には影響しないように思います。
少なくとも、被害者がいる事件では、被害弁償は、判決に対する影響を与えることができると思います。
情状証人には、それほどの効果を期待することはできません。
しかし、それでも私は、情状証人になってくれそうな人がいれば情状証人をお願いします。
なぜでしょう。
自白事件では、裁判の争点は量刑のみです。
しかし、それ以上に大切な点があります。
それは、儀式という点です。
自白事件における裁判は、犯罪に陥った人に、けじめをつけさせ、更生に向けての意欲を持ってもらうための儀式だと思います。
そこでは、情状証人が、わざわざ法廷まで出てきてくれることが重要な意味を持ちます。
そのことにより感銘を受ける被告人も少なくありません。
それが、更生に対する意欲を強くさせることがあります。
そのような大切な役割が情状証人にはあります。
そして、そのように情状証人として法廷に出てくれる人がいる被告人は、更生をしやすいように思います。
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