熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

園児送迎バス第1審判決

仙台地裁が、東日本大震災で発生した津波に巻き込まれて死亡した園児の両親が起こした損害賠償裁判で、幼稚園に1億7、664万円の支払を命じる判決がありました。 
4人で1億7、664万円ですので、1人あたりの金額は4、416万円です。
交通事故で死亡したときの賠償するべき損害は、逸失利益、葬祭費、慰謝料です。
6歳の幼児の逸失利益は、男児であれば、526万7、600円×(1-0.5)×10.1170の計算式で求めることができ、2、664万6、154円となります。
女児であれば、355万9、000円×(1-0.3)×10.1170の計算式で求め、2、520万4、482円となります。
葬祭費は、150万円程度が一般的です。
死亡による慰謝料については、一家の支柱、母親、配偶者という地位にないときには2、000万円から2、200万円となることが多いです。
すると、6歳男児が交通事故に遭ったときに賠償されるべき損害額は5、014万6、154円、6歳女児が交通事故で死亡したときに賠償されるべき損害額は4、870万4、482円になります。
現実の交通事故では、それぞれの事情により、この金額が増減しますが、一つの目安としてはこのようになります。
すると、今日の仙台地裁の判決の金額がびっくりするほどの高額なものではないことはおわかりいただけると思います。
1億7、664万円もの賠償金の支払を認めたと聞くと、とんでもなく高額な賠償を認めたように聞こえますが、交通事故で死亡した案件と比べると、どちらかというと低い金額になります。
ニュースはセンセーショナルに伝える傾向にあります。
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