熊本の弁護士|交通事故,離婚の山崎法律事務所

雑談

たまにはですけど

裁判手続きには和解という手続があります。
和解というのは、仲直りという意味ではありません。
当事者双方が譲歩し合って、合意を作り、裁判を終わらせる手続です。
譲歩するわけですから、交通事故の損害賠償請求裁判のような金銭を請求する裁判では、判決で見込まれる金額より下げるわけです。
例に挙げました交通事故の損害賠償請求裁判では、判決になれば弁護士費用、遅延損害金をつけてもらえるわけですから、金額だけで見ると、和解によるメリットはあまりないといえます。
しかし、判決の見通しが不透明であるときには、和解のメリットもあながち小さいとは言い切れないときもあります。
また、経済的メリット以外のメリットを依頼者の方が感じているときもあります。
私は、依頼者の方に、和解を成立させるかどうかを決めていただいています。
和解によるメリット・デメリットは説明しますが、和解をしたくないと言われている依頼者を説得することはしないようにしています。
それが私の基本的なスタンスです。
そういえば、先日成立した和解では、依頼者の方からこのようなことを言われました。

(私が)期日の前には○○さんが決めれば良いですよと言っていたのに、その場になると一生懸命に説得するので、これは断ってはいけないと思いました。

と。
このときの和解は、依頼者にとって、少なくとも経済的メリットという点では、とてもメリットの大きい内容でした。
そして、このときの和解が成立しなければ、その内容と同程度の経済的利益を得ることがとても難しいと思われるものでした。
すると、一生懸命に説得してしまいました。
依頼者の利益ですので、依頼者ご自身が和解を成立させるかどうかをお決めになれば良いことと思っています。
ただ、私が一生懸命に説得することも、たまにはございます。
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